メディア系

　情報メカニズムに対する幅広い理解は、変化の激しい現代社会への適応力に直結します。必要となるのは、情報収集能力、情報判断力、情報整理能力や情報発信に関する表現能力です。豊富なメディア製作の機材を生かして、演習と講義を組み合わせたカリキュラムで、授業を立体的に展開しています。

　マスコミ論では、マスコミ産業の仕組みや歴史、理論などを学びます。メディア各論では、媒体ごとの特徴や影響力について考えます。情報化と人権では、個人と集団にとって表現の自由＝コミュニケーションの自由がなぜ大切なのか、哲学的な基礎づけを考察します。各演習では、作品製作などの総合学習を通じて、情報の「賢い受け手」「優れた送り手」育成を目指します。