2014年度第2回 学生選書ツアーを開催しました

2014年11月26日


11月15日(土)にジュンク堂書店大分店さんにて学生選書ツアーを行いました。

今回は公募と先生からの推薦で選ばれた、美術科3名、音楽科2名、国際総合学科2名、
情報コミュニケーション学科1名の計8名のみなさんに参加して頂きました。
ツアー当日の様子や、翌週に行われた意見交換会の模様もあわせてお届けします。


書店での選書の様子
11月15日は10:00に大分フォーラス前に一度集合して、開店と同時に7階のジュンク堂にみんなで向かいました。
予算は一人2万円、制限時間は12:00までの2時間で、店内の書棚の中からそれぞれ思い思いの図書を選んでもらいました。
書店さんと図書館とで本の配置が違うため、迷っている方もいましたが図書館職員も一緒に目当ての分野の本を探すサポートをさせて頂きました。
1時間経過したところで一旦全員にレジ前に集合してもらい、集合写真を撮影しました。
近くに一般のお客さんもいたのでスムーズに、かつ笑顔の写真を撮らせていただきました。(一番上の集合写真です!)

今回の参加メンバーは即決タイプが多かったようで、11時半までには本を選び終えている方が多かったです。
予算内に収まっているかそれぞれスマホで最終確認をしてもらい、残額があった方は再度書棚に戻って本を選んでもらいました。
あっという間に2時間が経ち、無事ツアーを終了することができました。



意見交換会
11月19日(水)は13:00から図書館2階のグループ学習室にて、時間に都合のついたツアー参加者6名と図書館職員3名の計9名で意見交換会が開かれました。
学生選書ツアーの感想、選んだ本についての紹介をお聞きしました。
また図書館に関する要望など、貴重なご意見をたくさんいただきました。
交換会終了後には、急遽欠席となった図書館長に代わって課長より、みなさんへ参加賞の図書カード3000円分を贈呈いたしました。

意見交換会でお聞きした内容をまとめてみましたのでぜひご覧ください。

1.選書ツアーの感想を教えてください
・事前に下見をして行ったけれど金額が足りませんでした。しかし探していた廃墟や動物の写真を買えてよかったです。 今、動物を描いているので動物の写真は図鑑を選びました。(O)
・書店に行っても決まった書棚しかみないため、普段行かない棚の中から自分の興味のある本を発見できて楽しかった。
また自分のおすすめ本を他の人にも味わってほしくて本を選びました。(F)
・他の学科生のことを考えつつ、読書の関心が高まるような本を選びました。(M)
・1年生の時も参加したのですが今回2回目の参加でした。私は本が好きだけど、友達が本を読まなかったり、図書館に行かないという子が多いので、図書館に来ない人にも読んでほしいなと思う本を選んだ。また、個人的に好きな本も入れられてよかったです。(Y)
・時間や予算もあったのでとりあえず気になる本をカゴに入れてみました。また他学科生のことも考えながら、 自分の好きな本を選びました。(T)
・まだ世間的に評価されていない本を学生目線で選べるのは面白いと思いました。毎年たくさんの本が出版されていて、どの本が“アタリ”の本なのかわからないなかで、選書ツアーの参加者がその本を引き当てるのが意義だと感じました。(K)
2.選んだ本はどんな本ですか?選んだ理由などを教えてください
『STシリーズ』今野 敏
ドラマがすごく面白かったです。本を読まない人も読んでくれると思って選びました。(T)

『デビクロくんの恋と魔法』中村 航
今度、嵐の相葉君主演で映画化されるので、普段は本を読まないけれど、相葉くんのファンの人に手に取ってもらえそうだと思って選びました。(T)

『霧のむこうのふしぎな町』柏葉幸子
『Frozen: The Junior Novelization』Nathan Sarah

『霧のむこうのふしぎな町』は“千と千尋の神隠し”の原作になった本で『Frozen』は“アナと雪の女王”のノベライズです。どちらも映画化された本の英語版です。話を知っていると読みやすいし、英語の勉強になると思って選びました。(T)

『ネクロフィリア』ガブリエル・ヴィットコップ
タイトルの意味は“死体愛好家”です。前から欲しかったのですが、廃刊になっていた一冊でした。復刊したということで選びました。(Y)

『精子戦争』ロビン・ベイカー
友達が読んでいて面白そうだなと思って選びました。人間が生まれるまでにどれだけ男の人が頑張っているかということが細かく書かれています。人間の原点を押さえておこう!と思って選んだ一冊。題名や表紙を見て手に取ってもらいたいです。(Y)

『母という病』岡田 尊司
作者の岡田さんは現代の精神医療をわかりやすくかいている方です。この本はお母さんとの関係に悩んでいる女の子へ、どうやってストレスをどう乗り越えていくかなどの対処法が書かれています。これから母となるかもしれない芸短女子に読んでもらいたいです。(Y)

『芸術家たちの顔』シリーズ
画家の生涯を紹介している本です。絵本風でわかりやすく、なじみやすい構成になっていて印象に残ると思って選びました。このシリーズを通して有名な画家を知ってほしいです。(M)

『キティが選んだ輝く言葉たち』
キティちゃんだと芸短の女子になじみやすいかなと思って選びました。他の名言集とは一味違った心に響く言葉が載っているので自分を変えたいと思っている人におすすめしたいです。(M)

『ファースト・クラス』渡辺 千穂
沢尻エリカさんや佐々木望さんなど、有名なモデルや女優が沢山出ているドラマのノベライズです。自分磨きに見ている人も多いんじゃないかと思います。ドラマのノベライズから本を手に取るきっかけになってくれればと思って選びました。(M)

『マンガでわかる日本文学』あんの 秀子
今文学の授業を取っているのですが、面白そうだけどなかなか本へ踏み込めない方への入門編に良いなと思って選びました。毎回導入部分にマンガが入っているので文章に入りやすいんじゃないかと思います。(M)

『ナイト&シャドウ』柳 広司
表紙の色がとても綺麗で直感的に決めました。めくってみたのですが、SPのお話で、内容が濃くて面白そうでした。帯の謳い文句にも惹かれました。(M)

『みんなの少年探偵団』万城目 学ほか
江戸川乱歩にずっと興味があって、少年探偵団ということで子ども時代の気持ちに戻れそうだと思い選びました。いろんな作家さんが書いています。(M)

『読書の腕前』岡崎 武志
読書の面白さや本の読み方を知ってもらいたいと思い選びました。どのように本を生かせばいいか、どうすれは心の糧となるような充実した読書をすることができるのか、本を読むのがもっと面白くなりそうな一冊です。(M)

『幕末維新志士たちの名言』齋藤 孝
本をパッと開いてみて、いいなと思う言葉がたくさん書いてありました。自分を変えたいと思っている人におすすめしたいです。(M)

『ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス湖水地方の旅』北野 佐久子
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターのゆかりの地について書かれています。(F)

『透明水彩』永山 裕子
書店で見て一目ぼれした本です。水彩絵の具を使った自由な表現の幅に衝撃を受けました。絵を描かない人でも見るだけでも楽しめると思います。(F)

『ベクシンスキ作品集成 1』ズジスワフ・ベクシンスキ
この人は暗い絵を描く人です。でも私は自分の中の表現の幅を狭めていたので、ベクシンスキの絵を見たときすごく新鮮で、綺麗だと思いました。
他の人にもこの世界を体験してほしいなと思います。(O)

『草原の風』宮城谷 昌光
作者の宮城谷さんは古代中国の偉人にスポットを当てる話をよく書く人です。この本は前漢が滅んだあと、復興させた人々を描いた話です。3巻ありますが、意外と一気読みできて面白いです。(K)

『プリティ・モンスターズ』ケリー・リンク
まだ40代のアメリカの作家です。高校生の時に読んで衝撃を受けました。
ファンタジーというか、ありえない世界観を描く人で、作中のイメージが頭に寄生されて、自分もおかしなことを考えてしまうくらい影響力がありました。変なイメージが育つのでぜひ美術科の人に読んでもらいたいです。他にも図書館にあります。
作者は将来、巨匠と呼ばれるようになり、全集が出るような大作家になっている気がしてなりません。(K)
3.皆さんの読書事情を教えてください
・図書館には小説やエッセイをときどき読みに行きます。
・1限の空き時間に図書館へ雑誌を読みに行きます。
・図書館は必要なときに利用しています。頻繁に行く時期もあれば利用しない時期もあります。
・ライトノベルを読んでいる子は自分で買って読んでいる子の方が多いと思います。
・画集はひとりで見ることが多いです。興味のある画集だと友達が寄ってくることも。
・ビジネス系のゼミを取っているとトヨタやユニクロなどの企業に関する本が勉強に役立つと聞くので、関連の本を読んでいます。
・流し読みはするのですがじっくり読むことが少ないです
・本を読むというよりは使うことの方が多いです
4.今の図書館についてどう思っていますか?不満なところ、改善点を教えてください
・たまたま図書館に立ち寄ったひとにもインパクトのある本(表紙の目立つ本、タイトルに興味の湧く本など)がすぐ目に入るといいと思う
 →こちらはすぐに実践できそうな案です。ロビーを中心に気にかけて展示していきます。

・人文棟から図書館は遠いとおもいます
 →他大学さんだと学科棟から図書館までかなり距離があるところが多いようなので、芸短の図書館はだいぶ皆さんの
 身近にある方だと思われます。ちょっとした運動もかねて図書館に来ていただけるとうれしいです。


・雑誌コーナーにちょっとした本(企画展示)が置いてあるのがよかった
 →ありがとうございます。これからも興味のあるテーマ展示ができるようがんばります。

・グループ学習室を開放制にするのはどうでしょうか
 →今までになかったご意見でした。館内で検討してみます。

・友達からは図書館が静かすぎて行きづらいという声も聴くので、BGMを流すのはどうでしょうか
 →実は以前、職員の間でも出た案なのですが、スピーカーの問題と静かな図書館が好きな方もいらっしゃるので兼ね
 合いが難しいのが現状です。


・企画展示を人文棟に出張してみるのはどうですか
 →貸出の観点から実施は難しいです。展示本のカラーコピーを設置することなどはできそうなので検討してみます。

・後期試験やレポートに役立つ本を置いてみてはどうですか
 →授業で配布されているレジュメの確保や担当教員との連携が必要です。1階の就活コーナーにはレポートの書き方の
 本を揃えていますのでこちらもぜひ見てみて下さい。


・Library Lovers’キャンペーンで実施していた投稿企画が楽しかったので、常に学生からの本の紹介の受付をしていてほしい
 →LLキャンペーンへの好意的なご意見が聞けてうれしかったです。これから図書館独自の投稿型企画もできるよう
 検討してみます。


・以前グループ学習室を使った時にWiFiが繋がらなかったことがあります
 →現在はWiFiのルーターを設置しているため使用可能になっています。何か不具合があった際はご連絡ください。

・グループで話しながら勉強できるスペースがあればいいなと思います
 →近年、大学図書館で設置し始めているラーニングコモンズ(グループワークやディスカッション、プレゼンテーションの
 練習等を行えるスペース。ここでは飲食可になっているのも特徴です)のお話をしました。
 すぐにとは言えませんが、近い将来当館にも設置できるよう協議中です。


・特に図書館を利用していて不満な点はありません
 →ありがとうございます。何か館内でお気づきになったことがあれば遠慮なく職員まで声をかけてくださいね。


選書ツアーコーナーのご案内

今回の選書ツアーで入ってきた107冊の本は、ただいま1階・ロビーの学生選書ツアーコーナーに配架しています。
選書ツアーコーナーは図書館に入ってすぐの書棚になりますので、ぜひ参加者のみなさんが選んだ本を手に取ってみてみて下さい。
もちろんカウンターにて貸出もしています!

今回の選書リストはこちらになります。

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