研究業績一覧


<著書>

著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概  要
1 県都・大分市への提言 共著 平成7年
10月
大分合同新聞
(pp.191-193)
生活環境の章で「伸び伸びスポーツ」と題して、市民のスポーツに関する便益について調査し、様々な属性がスポーツに期待しているニーズを提言した。
2 競泳 勝利へのコーチング 共訳 平成10年
3月
大修館書店
(pp.13-39)
米国の名コーチ、ディック・ハヌーラが40年以上の経験から生み出した独自のコーチング技術・哲学を解説したCoaching Swimming Successfullyを翻訳した。筆者はコーチング哲学、コミュニケーションの方法、選手への動機づけを担当翻訳。
3 これは簡単!水泳・水中運動 共著 平成10年
5月
学事出版
(pp.48-61)
小学校低、中、高学年別に遊びや泳ぎの学習内容を解説した。筆者は中学年の水中プレイを担当し、浮き沈み、けのびなどを遊びを通して学習し泳ぎにつなげていくようにまとめた。
4 スイミング・イーブン・ファースター 共訳 平成11年
6月
ベースボールマガジン社
pp.301-361
pp.480-526
pp.583-613
E.W.マグリシオ著スイミング・ファースターの改訂版の翻訳本。水泳の科学的な知識のほとんどすべてを網羅した指導者向きの解説書。推進力の基礎、クロール、スタート・ターン・フィニッシュ、トレーニングと試合のための食事の章を担当。
5 水泳コーチ教本 共著 平成17年12月 大修館書店
(pp.326-332)
(財)日本水泳連盟のコーチ研修会で使用するテキスト。水球の科学の章を担当。立ち泳ぎ、シュート動作、運動強度、フィットネステスト、ゲーム分析などの概要をこれまでの研究内容を参考にまとめた。
6 水球101の練習法 −オフェンス篇− 共訳 平成18年5月 日本文化出版
(pp.107-122)
アメリカNCAAの名コーチであるピーター・クティノJr.&Sr.が数多くのドリルを記した翻訳本である。第6章フローターとセットオフェンスドリルの章を担当。

<論文>

著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概  要
1 水球競技におけるディフェンス形態に関する一考察 -新しいディフェンス形態ハーフゾーンについて- 共著 平成元年
3月
大学体育研究第12号,筑波大学体育センター(pp.37-51) 水球競技における新しいディフェンス形態であるハーフゾーンの有効性を検討した。筆者はVTRの分析及び防御全体、ディフェンス形態別の分析結果を担当した。
2 水球競技におけるシュート動作の三次元的分析 共著 平成2年
5月
バイオメカニクス研究1990,日本バイオメカニクス学会編(pp.261-266) DLT法により水中・水上4台のカメラを用いて水球のシュートモーションを分析した。腕のスウィング、体幹のひねり、身体の移動能力を指摘した。筆者は水中及び水上のカメラの合成、被験者のデータ算出を担当した。
3 女子水球選手の膝関節障害に関するバイオメカニクス的研究 共著 平成3年
3月
三重大学教育学部研究紀要第42巻(自然科学)(pp.155-164) 初心者における巻き足動作の未熟度を指摘し、フォーム、負荷量などの重要性を指摘した。筆者は3次元分析と巻き足動作の分析を担当した。
4 水球競技におけるシュート動作の3次元的分析-スピード増大の要因について- 単著 平成3年
3月
福岡大学体育学研究第21巻第1・2号(pp.83-99) DLT法により、水中・水上4台のカメラを用いて水球のシュートモーションを分析した。巻き足動作の特徴、鉛直方向推力、前傾角度などから、スピード増大の要因を明らかにした。
5 回流水槽を用いた競泳選手の血中乳酸に関する研究 共著 平成3年
3月
大分大学教育学部研究紀要(pp.71-76) 回流水槽を用いて競泳選手の血中乳酸の関係は指数関数的であった。また、乳酸値とダブルプロダクトには、正の相関があった。
6 回流水槽を用いた運動負荷における競泳選手の血中乳酸濃度 共著 平成3年
5月
九州体育学研究第5巻第1号(pp.25-32) 回流水槽を用いることによって、一定条件の下での泳速と血中乳酸値との関係を明らかにすることができた。回流水槽は細かい泳速を自由に設定できるので、競泳における血中乳酸研究をより高度に発展させる可能性を備えている。
7 競泳選手のLactate Thresholdに関する研究 共著 平成3年
6月
九州スポーツ医・科学会誌 Vol.3(pp.105-109) 血中乳酸と流速の関係は、前者が後者の2乗に比例する傾向が見られた。また、血中乳酸濃度の上昇が急激になるLactate Thresholdが確認された。
8 大学競泳選手における血中乳酸からの記録の予測 共著 平成4年
3月
福岡大学体育学研究 第22巻第2号(pp.35-49) 回流水槽によって大学競泳選手の心拍数と乳酸値を測定した。流速、乳酸値、心拍数には正の相関が見られたことから、タイム換算表の作成を試みた。筆者は実験後のデータを分析、その後の考察の方向付けを行った。
9 本学学生の体格・体力及びスポーツに関する調査 共著 平成4年
12月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第30巻(pp.81-90) 本学学生の体格・体力に関するデータを学科別にまとめ全国の平均値と比較を行った。また、授業や課外活動の基礎資料を得るためにスポーツ志向について調査した。
10 短距離選手の下肢筋力発揮特性と疾走フォームとの関係 共著 平成4年
12月
日本バイオメカニクス学会第11回大会論集(pp.211-215) 短距離走選手の筋出力の特徴を知り、筋出力と疾走フォームとの関係を明らかにするために、膝関節伸展及び屈曲時の筋測定とフォーム撮影を行った。
11 高校一流選手の試合中の心拍数からみた水球の競技特性 共著 平成5年
2月
健康科学(九州大学健康科学センター)第15巻別冊(pp.51-56) 水球の競技特性を明らかにするために、防水型の心拍モニターを使用し、ゲーム中の選手の心拍数を測定した。筆者は実験設定の検討と心拍数の分析を担当した。
12 A STRUCTURE OF SPORT PARTICIPATION: From a View Point of Life Value and Lifestyle 共著 平成6年8月 ICHPER 36TH WORLD CONGRESS (Proceeding) (pp.472-477) ライフスタイルはスポーツマーケティングにも影響を及ぼす。ライフスタイルによって、スポーツに対する便益が大きく異なることが明らかとなった。
13 A STUDY OF THE FACTORIAL STRUCTURE OF COACHING ABILITY IN COMPETITIVE SWIMMING 共著 平成6年
8月
ICHPER 36TH WORLD CONGRESS (Proceeding) (pp.649-654) 日水連のコーチ資格制度のグレードにより、競泳のコーチングにおける因子得点差を検討した。上級コーチほどネットワーク、コーチング資源、計画などの因子得点が高い傾向にあった。
14 運動者のライフスタイルとベネフィットの関係 共著 平成5年
10月
体育・スポーツ経営学研究第10巻第1号(pp.43-55) スポーツに対する便益を5つのライフスタイル別に考察を行った。筆者はデータの解析とベネフィットの考察を主に担当した。共同研究につき本人担当部分抽出不可能。
15 大学生におけるスポーツの便益構造 共著 平成5年
12月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第31巻(pp.79-94) 大学生のスポーツに関する便益を調査し、一般成人、男女間で比較を行いスポーツ活動を行う際に参考になる基礎資料を収集した。大学生は特に「スポーツ仲間」に対する便益が高かった。
16 大分県民のライフスタイルとスポーツベネフィット 共著 平成6年
12月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第32巻(pp.137-150) 大分県民のスポーツに対する便益を6つのライフスタイル別に考察を行った。「脱平凡願望派」や「消極無関心派」というライフスタイルに分けられる割合が高かった。筆者はデータ解析、ベネフィットの考察を及び全体的なまとめを担当した。
17 クロール泳におけるスイム・プル・キックの運動強度 共著 平成6年
12月
体育の科学第44巻第12号(pp.1017-1021) 競泳のトレーニングで行われる腕(プル)や脚(キック)だけの泳ぎに対して、心拍数や血中乳酸などの生理的強度を測定し全身泳(スイム)との比較を行った。筆者は実験から論文までの全範囲を統括した。
18 競泳の競技力向上に求められる管理者行動 共著 平成7年
3月
体育・スポーツ経営学研究第11巻1号(pp.15-24) 競技力向上において、選手指導上必要な管理者能力とは何かを、上級・一種・二種コーチに対して行ったアンケート調査より考察した。
19 An Analysis of the Benefits of Sports for College Students 共著 平成7年
8月
FISU/CESU Conference The 18th Universiade 1995 Fukuoka (Proceeding) 授業や課外活動などの参考にするために、大学生のスポーツに関する便益を性別、所蔵学部、運動実施状況、課外活動などの属性別に比較を行った。
20 The application for interval training of OBLA SPEED to competitive swimming 共著 平成7年
8月
FISU/CESU Conference The 18th Universiade 1995 Fukuoka (Proceeding) 競泳4種目において、泳速と血中乳酸値は指数関数的な関係にあり、critical速度は有酸素能力を高めるトレーニング指標として有効である。
21 競泳におけるトレーニング指標としてのOBLAスピード 共著 平成7年
11月
福岡大学体育学研究第26巻第1号(pp.27-39) 実際にトレーニングに対応した乳酸テストの実証と、専門種目におけるテストの有効性を考察した。
22 携帯型簡易乳酸測定器(ACCUSPORT)を用いた競泳選手の有酸素性能力評価の試み 共著 平成8年
12月
別府女子短期大学紀要第17号(pp.57-63) 簡易型乳酸測定器を利用してトレーニングの有効性を検討するために、定期的に乳酸の測定を行い選手の生理的能力を考察した。
23 本学学生の体格・体力の推移 単著 平成8年
12月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第34巻(pp.241-257) 5年間にわたる体格・体力の推移と全国平均値との比較を考察した。体格・体力ともに5年間で顕著な変化はみられなかったものの、全国と比較すると劣る項目が多いのが特徴であった。
24 水球競技におけるデータ速報システムとゲーム分析 共著 平成9年
3月
九州体育・スポーツ学研究第11巻第1号(p.59-67) ユニバーシアード福岡大会において、観客や参加チームにゲームデータをフィードバックするために行ったゲーム分析の結果を考察した。
25 競泳トレーニングにおけるストローク数の活用について (九州体育・スポーツ方法学会奨励賞受賞) 共著 平成10年
3月
九州体育・スポーツ学研究第12巻第1号(pp.9-18) ストローク技術を知る基本的なパラメータであるストローク数について、泳速度と血中乳酸との関係からストローク数のトレーニングへの活用とストローク数から求められるストローク指標であるアームストロークインデックスによる泳パフォーマンスを検討した。
26 低水温下における着衣泳の体温調節反応と主観的応答 共著 平成10年
3月
上越教育大学研究紀要第17巻第2号(pp.985-995) 低水温下での競泳用水着装着時の水泳時と着衣での水泳時の体温調節反応及び主観的応答を比較検討した。
27 低水温下での着衣泳および非着衣泳時の体温応答に関する比較(予報) 共著 平成10年
3月
健康科学(九州大学健康科学センター)第20巻別冊(pp.133-136) 着衣泳及び非着衣泳時の体温応答について比較検討するために、回流水槽を用いて、水温21度でVO2maxの50%に相当する強度の平泳ぎ泳法による水泳を30分間負荷した。
28 水球競技のゲーム分析について -1997年京都総体における試み- 共著 平成10年
6月
水泳水中運動科学 No.1 (pp.29-35) シュート情報を中心に、リアルタイムでゲームの事象を入力、試合後にパソコンにより自動集計、ビジュアル化する事により、チーム・観客・報道などにデータを提供するシステムを構築した。
29 水球競技におけるタイム・アウトの研究 ?新ルール採用直後の状況? 単著 平成10年
7月
日本スポーツ方法学会第9回学会大会研究報告(pp.46-49) 1997年から採用になったタイムアウト取得について時期や状況などを調査した。その結果、ほとんどが試合の終了間際で、接戦時、退水誘発後などであった。しかし、実力差により取得タイミングや状況を見極めること重要である。
30 水球競技におけるタイムアウトの分析 共著 平成11年
3月
日本スポーツ方法学研究第12巻第1号 1997年から採用になったタイムアウト取得について時期や状況などを調査した。その結果、取得時期は試合の終了間際、接戦時、退水誘発後などであった。しかし、実力差により取得タイミングや状況を見極めることが重要である。
31 21℃水温下での着衣泳と水着泳の生理、知覚応答 共著 平成11年
8月
日本生理人類学会誌Vol.4, No.3 低水温下での生理機能については、両者で有意な差は認められなかった。知覚応答には有意な差が見られたことから、運動様式こそ似ているが、負担となる部位が異なるため、両者は感覚的に異なる運動様式であると考えられた。
32 競泳における持久的トレーニング強度の設定に有効なフィールドテストの検討 共著 平成12年
6月
デサントスポーツ科学Vol.21 競泳におけるフィールドテストの有効性を検討した。10分間泳が、泳速度、血中乳酸濃度、心拍数等の面で持久的運動強度を設定するのに有効であることが示唆された。
33 低水温下での着衣泳と水着泳による体温、ホルモンおよ代謝応答 共著 平成13年
3月
健康科学(九州大学健康科学センター)第23巻(pp.17-23) 低水温下での生理機能については、両者で有意な差は認められなかった。今後運動強度や着衣の素材についても検討していく必要がある。
34 水球競技選手のチーム貢献度に関するゲーム分析 共著 平成13年
3月
日本スポーツ方法学研究第14巻第1号 攻撃の最終局面のプレー毎の得点誘因率の差異について検討し、選手のチーム貢献度評価システムの開発を試みた。国際シニア群が、シュートを伴わないターンオーバーにおいて低い得点誘因率を示した。
35 オーストラリアにおけるライフセービング事情 単著 平成13年
3月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第38巻(pp.147-155) 世界的にも進んでいるオーストラリアの水に関する安全対策について、ライフセービング活動を中心に現地で調査を行った。これらの活動には、地域住民への啓蒙やボランティア精神が大切であることが感じられた。
36 水球競技における映像データベースの構築 単著 平成13年
12月
水泳水中運動科学 No.4 (pp.37-41) ゲーム分析項目を利用して、水球ゴールシーンの映像データベース(CD-ROM)を作成した。ビデオ編集と違って、検索画面から希望シーンをダイレクト選択できるものの、CDへのQuickTimeファイル書き出しに容量の制限があるので今後画質の向上が課題である。
37 2001年FINA世界選手権における女子水球競技のゲーム分析 共著 平成14年
10月
水泳水中運動科学 No.5 (pp.17-20) 標記大会の女子競技を対象として、国際レベルにおけるプレー傾向を明らかにすることを対象とした。上位群の方が、シュート数とミス発生が有意に少ないことが明らかとなった。
38 田ノ浦ビーチにおけるライフセービング活動 単著 平成14年
12月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第40巻(pp.121-128) 平成12年にオープンした田ノ浦ビーチのライフセービング活動について調査を行った。世界的な活動として行われているライフセービングであるが、田ノ浦ビーチにおけるこの活動も地域を巻き込んだボランティア活動として展開する必要が感じられた。
39 水球競技におけるアシストパスの評価基準 共著 平成16年
3月
水泳水中運動科学 No.6 (pp.38-44) 水球競技におけるパスの特徴とアシストパスの評価評価得点から、評価基準を検討した。パサーが相手を翻弄してパスを送り、それを直接シュートしたときにアシストとしての評価が高くなることが考えられた。
40 大分県内における高校水球選手のフィールドテスト 単著 平成17年
1月
大分県立芸術文化短期大学研究紀要第42巻(pp.67-73) 日水連で実施している水球パフォーマンステストを大分県内の高校生に実施し、オフと試合期の体力レベルの比較を3シーズンに渡り行った。レベルアップはある程度期待できるものの、その内容に一貫性は認められなかった。
41 水球競技におけるインターネットを利用したゲーム分析データの公開 共著 平成17年
3月
水泳水中運動科学 No.7 (pp.51-57) 水球競技におけるゲーム分析のインターネット公開について、ネットによるアンケート調査を実施した。マイナー競技によるメディアの少なさにより、データよりも結果、迅速性よりも詳細性を望んでいることが明らかとなった。
42 因子分析を用いた世界選手権における日本男子水球チームのパフォーマンス分析 −チーム実力向上の要因について− 共著 平成18年
12月
水泳水中運動科学 No.9
(pp.9-15)
日本チームが近年の世界性選手権で実力を上げてきたのは、センタープレー、パワープレー、ゴールキーパー能力によるものであることが、因子分析の結果から明らかになった。今後の課題としては、退水時の防御能力である。
43 2006 FIFAワールドカップドイツ大会におけるデータ分析 単著 平成18年3月 大分県立芸術文化短期大学研究紀要第44巻(pp.)


<発表>

著書、学術論文等の名称 単著・共著の別 発行又は発表の年月 発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概  要
1 水球競技におけるセットオフェンスの分析 共同 平成元年
10月
日本体育学会第40回大会(横浜) 国内の大学リーグ上位チームにおけるセットオフェンスのパターンを分類し、その出現回数、シュート成功率を分析した。
2 水球競技におけるシュート動作の3次元的分析 共同 平成2年
9月
九州体育学会第39回大会(福岡) DLT法により、水中・水上4台のカメラを用いて水球のシュートモーションを分析した。巻き足動作の特徴、鉛直方向推力、前傾角度などから、スピード増大の要因を明らかにした。
3 水球競技におけるシュートに関するバイオメカニクス的研究(1) 共同 平成2年
10月
日本体育学会第41回大会(岡山) DLT法により、水中・水上4台のカメラを用いて水球のシュートモーションを分析した。腕のスウィング、体幹の捻り、身体の移動能力を指摘した。
4 回流水槽による泳速と血中乳酸・心拍数・血圧との関係について 共同 平成3年
9月
九州体育学会第40回大会(熊本) 回流水槽により競泳選手の血中乳酸・心拍数・血圧を測定した。流速と血中乳酸は指数関数的、流速と心拍数は一次関数的、そして流速とダブルプロダクトには有意な正の相関があった。
5 大学競泳選手の血中乳酸動態と心拍数・血圧との関係について 共同 平成3年
10月
第46回日本体力医学会(金沢) 競泳のトレーニング立案の際に最近用いられる血中乳酸値と心拍数、血圧の関係を流水プールを利用することで測定し、基礎資料を得ることを行った。
6 競泳選手の血中乳酸動態とトレーニングへの応用について 共同 平成3年
10月
日本体育学会第42回大会(富山) 回流水槽によって大学競泳選手の心拍数と乳酸値を測定した。流速、乳酸値、心拍数には有意な相関があり、これらのデータを活用することにより、トレーニングの指標を作成することが示唆された。
7 大学生の一般的価値観とスポーツ意識 単独 平成5年
9月
第42回九州地区大学一般教育研究協議会(大分) 大学生のスポーツに関する便益を調査し、一般成人、男女間で比較を行いスポーツ活動を行う際に参考になる基礎資料を収集した。
8 スポーツの便益構造 ?大分県民におけるスポーツに関する調査より? 共同 平成6年
9月
九州体育学会第43回大会(宮崎) 大分県民のスポーツに関する便益を調査し、性別や年齢などの属性により比較を行った。9つの便益に関する因子が抽出され、属性による違いが明らかになった。
9 EXERCISE INTENSITY OF SWIMMING, PULLING, AND KICKING IN CRAWL STROKE 共同 平成6年
9月
Asian Sport Sciences Congress (Hiroshima) 競泳のトレーニングで行われる腕(プル)や脚(キック)だけの泳ぎに関して、心拍数や血中乳酸等の生理学的強度を測定し全身泳(スイム)との比較を行った。
10 競技力向上における競泳指導者の研究(1) ?「対選手能力」に関して? 共同 平成6年
10月
日本体育学会第46回大会(山形) 競技力向上において、指導者が選手を指導していく上で必要な能力とは何かを、上級・一種・二種コーチに対して行ったアンケート調査より考察した。
11 AN ANALYSIS OF THE BENEFITS OF SPORTS FOR COLLEGE STUDENTS 共同 平成7年
8月
FISU/CESU CONFERENCE (Fukuoka) 授業や課外活動などの参考にするために、大学生のスポーツに関する便益を性別、所属学部、運動実施状況、課外活動等の属性別に比較を行った。
12 水球競技におけるゲーム分析(1) ?1995年福岡ユニバーシアードにおける大会運営支援システムについて? 共同 平成8年
9月
日本体育学会(千葉) ユニバーシアード福岡大会において、観客や参加チームのためにゲームのデータをフィードバックするために行ったゲーム分析のシステムとゲーム分析の結果を考察した。
13 水球競技におけるタイム・アウトの研究 ?新ルール採用直後の状況? 共同 平成10年
3月
日本スポーツ方法学会第9回大会(東京) 平成9年度に水球競技で採用になったタイムアウトについて、その状況や結果などについて、速報をまとめた。
14 水泳授業における10分間泳能力と運動強度 共同 平成10年
9月
九州体育・スポーツ学会第47回大会(長崎) 水泳の授業で行われた10分間泳のデータを実施時期別に心拍数、RPEなどと比較した。水泳授業における10分間泳や耐え威力との比較も検討した。
15 水球競技におけるタイム・アウトの研究 ?平成9年度の傾向? 共同 平成10年
10月
日本体育学会第49回大会(松山) 平成9年度に水球競技で採用になったタイムアウトについて、その状況や結果などについてまとめた。その結果、取得時期は試合の終了間際、接戦時、退水誘発後などであった。しかし、実力差により取得タイミングや状況を見極めることが重要である。
16 An Analysis of the Timeout in Water Polo Games 単独 平成11年
11月
15th IOC World Congress(Sydney) 96に水球競技で採用されたタイムアウトについて、'97ユニバーシアードと'98世界選手権の248回のタイムアウトの取得状況や結果について公式記録から調査を行った。
17 水球競技における映像データベースの構築 単独 平成12年
11月
第4回日本水泳科学研究会(筑波) ゲーム分析項目を利用して、水球ゴールシーンの映像データベース(CD-ROM)を作成した。ビデオ編集と違って、検索画面から希望シーンをダイレクト選択できるものの、CDへのQuickTimeファイル書き出しに容量の制限があるので今後画質の向上が課題である。
18 水球競技におけるフィールドテストの試み 共同 平成13年
9月
第50回九州体育・スポーツ学会(鹿児島) 日本水泳連盟水球委員会技術部で開発し、実施している水球パフォーマンステストの方法やこれまでのデータをまとめ報告した。
19 水球競技におけるアシストパスの研究 共同 平成14年
11月
第6回日本水泳水中科学研究会(東京) 水球競技におけるパスの特徴とアシストパスの評価評価得点から、評価基準を検討した。パサーが相手を翻弄してパスを送り、それを直接シュートしたときにアシストとしての評価が高くなることが考えられた。
20 水球競技における大会レベル別の攻撃パターンの特徴 共同 平成15年
10月
日本体育学会第54回大会(熊本) 水球競技に見られる5つの攻撃パターンが、世界選手権、日本選手権、高校総体でどのくらい出現するかを、シュート及びゴール数で比較した。世界の攻撃パターンは、退水時が有意に高かった。
21 水球競技におけるゲーム分析とインターネットを利用したデータの公開 共同 平成16年
11月
第7回日本水泳水中科学研究会(山形) 水球競技におけるゲーム分析のインターネット公開について、ネットによるアンケート調査を実施した。マイナー競技によるメディアの少なさにより、データよりも結果、迅速性よりも詳細性を望んでいることが明らかとなった。
22 水球競技におけるインターネットを利用したゲーム分析データの公開 単独 平成17年
9月
九州体育・スポーツ学会第54回大会(大分) 水球競技におけるゲーム分析のインターネット公開について、ネットによるアンケート調査を実施した。マイナー競技によるメディアの少なさにより、データよりも結果、迅速性よりも詳細性を望んでいることが明らかとなった。
23 水球競技におけるチームパフォーマンスを構成する要因の分析 共同 平成17年
11月
日本体育学会第56回大会(筑波) 01,03.05年の3回にわたる世界選手権のゲーム分析データを元に、「退水守備能力」「カウンターアタック能力」「センター退水誘発と攻撃能力」などの7つの因子を抽出し、競技レベル別のパフォーマンスを評価した。
24 世界選手権3大会における日本男子水球チームのチームパフォーマンスの分析 共同 平成17年
12月
日本水泳水中運動学会(東京) 上記のデータを用い、日本のパフォーマンスを評価し、上位チームとの違いや3大会にわたるパフォーマンスの変化を分析した。
25 トリノオリンピックにおける男子種目の体格及び年齢について 単独 平成18年9月 九州体育・スポーツ学会第55回大会(佐賀) トリノ五輪における男子種目における体格や年齢などの特徴や、各国の得意種目を考察した。全体では、平均年齢26.7歳、身長180.3cm、体重80.3kgであった。入賞者数の多いアメリカとドイツでは異なる種目が得意種目であった。

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