豪州体験記３
＜ビーチのパトロールについて＞

		ビーチパトロールは、クィーンズランド州で９月中旬から5月上旬まで行われています。朝がとても早く7時半からパトロールが開始されます。夕方は春は４時半までで終わってしまいますが、夏場や土日は少し延長して行われています。ビーチによって、パトロールの人数はかなり違っていました。前回も紹介したマルーラバビーチでは、日曜などの人の多いときは、赤黄のフラッグ間を中心に10人以上ととてもライフセーバーの姿が目立っていました。しかし、平日のマンリービーチ（シドニー）では、広いビーチにたった２人のライフセーバーしか見つけることができず、海水浴客への全般的な注意は放送を使って行っていました。 マルーラバクラブには、ライフセーバーが350人ほど登録していて、そのうちブロンズメダリアンという資格を持っているのは250人。男女比は半々ぐらいでニッパーという子供の登録が350人。年齢構成は、そこでは確認できませんでしたが、ある程度の年齢以上の人は、パトロールしていないそうです。

＜サーフクラブについて＞

サーフクラブのChris Kelly氏

以前紹介したサーフクラブは、会員制を基本としており、年間会費の20ドルほどを払えばいつでも入ることができます。ただ時間帯によりある程度の服装が条件です。別に何も注文しなくてもスロットマシーンのような機械で遊ぶことも可能です。バーの他、ランチやディナーを取ることも可能です。そのクラブ独自のポロシャツなどの製品も売っていました。 　この他に、マルーラバクラブでは、心肺蘇生法や講習会などを開催できるルーム、スポーツクラブ並のウェイトトレーニングルーム、ボードやボートが格納してある艇庫がありました。 　講習会については後日報告いたします。ウェイトトレーニングルームはライフセーバー専用です。かなりヘビーなトレーニングを行っていました。そして、艇庫ですが次のような用具が収納されていました。 サーフボード　−83 サーフボート（５人乗りの競技用）−５ IRB　−５ モーター　７ モーターバイク（砂浜移動用）　−２ 小型トラクター　−１ ジェットスキー　−１ シングルスキー　−96 ダブルスキー　−11 細動除去器　−２（1台5000ドル） フラッグやレスキューチューブは不明

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