はじめまして。大分県立芸術文化短期大学で体育実技・講義を担当しています洲 雅明(すが・まさあき)と申します。高校時代から水球をやっていてこのML(*1)の管理者である東 敏光君とは国体でチームメイトでした。
スポーツの専門は水泳ということで、競技ばかりではなく水に関する安全面に関して興味を持っています。前置きはこの辺にして
そんな自分が、半年間の在外研究の機会を得て、昨年9月末から今年3月末までオーストラリアへ行って来ました。なぜオーストラリアへ?とかいろいろな経緯はありますが、詳しいことは省略させてもらって、とにかくその内4ヶ月弱をクィーンズランド州サンシャインコーストという所で過ごしました。
サンシャインコースト?聞いたことないな、ゴールドコーストだったら観光でも有名だし、サーフライフセービングも盛んなところなので知っているけど、という人は多いかもしれません。ちょうど州都ブリスベンを挟んで南側がゴールドコーストで、北側100キロぐらいのところに広がるオージーに人気のリゾート地がサンシャインコーストです。
ビーチが延々と続くこの地域で、観光客にとっても、地元の人にとっても海はとても身近なもの。海水浴だって年間の半分ぐらい可能だし、サーフィンをはじめ他のマリンスポーツなどは川や湖を含め1年中実施されています。そんな土地柄、この地域には、約50キロの海岸線の間に15ものサーフクラブ(各ビーチのサーフライフセービングの拠点)が点在しています。
ここに滞在中に東氏と連絡を取り、いろいろと調査などのアドバイスをもらいました。その後、東氏からMLに体験記を書いてくれと依頼がありましたので、どのような事が書けるかわかりませんが、今後何回かに分けて書いてみることにしました。興味ある方は読んでください。ちょうどこの体験記が、ライフセービングなどの話をする話題提供になればと思います。
*1 福岡ライフセービングクラブを中心としたサーフレスキューネット