『さがのせき地域発見サイクリング』に参加しました
2009年11月20日
11月7日、第4回『さがのせき地域発見サイクリング』(大分市主催)が開催され、学生15名が参加し、一般の参加者や地元の皆さんと交流を図りました。少し暑いぐらいの陽気のもと、一同心地よい汗を流しました。
当日は大分駅に集合し、参加者の自転車を電車(「サイクルトレイン」)に積み込む作業からスタートしました。日豊本線で幸崎駅に向かう車中で、学生たちは参加者へのご挨拶の一言を求められ、イベントの運営スタッフとしての責任を感じつつ、緊張しながら話す一幕もありました。
学生は大きく2班に分かれて、一般参加者とともに自転車でコースをめぐる随行班と、休憩ポイントに先回りして取材を行う広報班で行動しました。随行班は海沿いの車道を往くコースの安全に気を配りながらスタッフを務め、広報班は各所で佐賀関名物の「クロメたこ焼き」や乳製品を参加者にふるまいながら、来訪の目的や感想、景色の印象についてたずねました。
折り返し地点の佐賀関市民センターでは佐賀関ふるさとまつりが開催中であり、地元の商工関係者や福祉団体などによる出店が賑やかに軒を連ね、ブラスバンドの演奏にも耳を傾けながら、しばしの休息を楽しみました。
帰路は幸崎駅まで戻り、同様にサイクルトレインに自転車を積み込んで移動、大きく手を振る広報班を残して大分駅に到着すると、一同解散となりました。
「歩く、こぐ、走る」。「見る、観る」。スピードのことなる様々な移動手段を取り交ぜることで、普段とはちがった対象/角度の視点を持たせてくれる『さがのせき地域発見サイクリング』は、自転車の似合うまち・大分に暮らす学生の日常を新たに照射する経験になったものと思います。
なお、この活動は平成21年度文部科学省『大学教育・学生支援推進事業』の取り組みとして実施したものです。
以下は、広報取材を担当した学生によるレポートです。
学生は大きく2班に分かれて、一般参加者とともに自転車でコースをめぐる随行班と、休憩ポイントに先回りして取材を行う広報班で行動しました。随行班は海沿いの車道を往くコースの安全に気を配りながらスタッフを務め、広報班は各所で佐賀関名物の「クロメたこ焼き」や乳製品を参加者にふるまいながら、来訪の目的や感想、景色の印象についてたずねました。
折り返し地点の佐賀関市民センターでは佐賀関ふるさとまつりが開催中であり、地元の商工関係者や福祉団体などによる出店が賑やかに軒を連ね、ブラスバンドの演奏にも耳を傾けながら、しばしの休息を楽しみました。
帰路は幸崎駅まで戻り、同様にサイクルトレインに自転車を積み込んで移動、大きく手を振る広報班を残して大分駅に到着すると、一同解散となりました。
「歩く、こぐ、走る」。「見る、観る」。スピードのことなる様々な移動手段を取り交ぜることで、普段とはちがった対象/角度の視点を持たせてくれる『さがのせき地域発見サイクリング』は、自転車の似合うまち・大分に暮らす学生の日常を新たに照射する経験になったものと思います。
なお、この活動は平成21年度文部科学省『大学教育・学生支援推進事業』の取り組みとして実施したものです。
以下は、広報取材を担当した学生によるレポートです。
「地元の魅力を再発見しよう」という取り組みから、『第4回さがのせき地域発見サイクリング』が開催された。今年はこのイベントに、家族連れやサイクリング愛好家、健康のために参加する4、50代の女性が多く参加しており、総勢で約80名が参加した。
参加者は大分駅に集まり、自転車をサイクルトレインに乗せてそのまま幸崎駅まで自転車を運んだ。幸崎駅からの参加者は幸崎駅で大分駅から来る参加者と合流した後、『アジ』『さば』『クロメ』『たい』のそれぞれ20名ずつの4つのグループに分かれて幸崎駅を出発した。
走るコースは昭和38年まで運行されていた軽便鉄道跡地であるさがのせきサイクリングロードは、片道10kmある。途中の『道の駅佐賀関』で休憩をとり、クロメたこ焼きが参加者全員に振る舞われた。
たこ焼きのソースに海藻である「クロメ」が入っており、ソースがネバネバしている。参加者からは「ネバネバしていて美味しい」と好評であり、直接たこ焼き屋にソースを買い求める参加者もいたほどであった。折り返し地点である佐賀関市民センターで行われていた『佐賀関ふるさとまつり会場』に着くと、参加者全員に耶馬溪産の生乳を使用した「のむヨーグルト」がプレゼントされた。
今回のイベントに健康のために参加した50代女性は「今回で3回目の参加だけど、こんなにいい天気に恵まれて良かった。きっと日頃の行いが善かったのかもね」などと楽しそうに感想を語ってくれた。
他にも、「サイクリングがメインの割には自転車に乗ってる時間が短く、ふるさとまつり会場にいる時間のほうが長く感じた」(10代男性)、「このイベントに参加するために車で高速を走って、楽しみのあまり1時間も早く集合会場に来てしまった」(40代男性)といった具合いに、今回は参加者から様々な感想や意見、面白いエピソードが聞けた。
来年もこのイベントがあったら参加したいという声も上がり、今年も無事にイベントは成功で幕を閉じた。
参加者は大分駅に集まり、自転車をサイクルトレインに乗せてそのまま幸崎駅まで自転車を運んだ。幸崎駅からの参加者は幸崎駅で大分駅から来る参加者と合流した後、『アジ』『さば』『クロメ』『たい』のそれぞれ20名ずつの4つのグループに分かれて幸崎駅を出発した。
走るコースは昭和38年まで運行されていた軽便鉄道跡地であるさがのせきサイクリングロードは、片道10kmある。途中の『道の駅佐賀関』で休憩をとり、クロメたこ焼きが参加者全員に振る舞われた。
たこ焼きのソースに海藻である「クロメ」が入っており、ソースがネバネバしている。参加者からは「ネバネバしていて美味しい」と好評であり、直接たこ焼き屋にソースを買い求める参加者もいたほどであった。折り返し地点である佐賀関市民センターで行われていた『佐賀関ふるさとまつり会場』に着くと、参加者全員に耶馬溪産の生乳を使用した「のむヨーグルト」がプレゼントされた。
今回のイベントに健康のために参加した50代女性は「今回で3回目の参加だけど、こんなにいい天気に恵まれて良かった。きっと日頃の行いが善かったのかもね」などと楽しそうに感想を語ってくれた。
他にも、「サイクリングがメインの割には自転車に乗ってる時間が短く、ふるさとまつり会場にいる時間のほうが長く感じた」(10代男性)、「このイベントに参加するために車で高速を走って、楽しみのあまり1時間も早く集合会場に来てしまった」(40代男性)といった具合いに、今回は参加者から様々な感想や意見、面白いエピソードが聞けた。
来年もこのイベントがあったら参加したいという声も上がり、今年も無事にイベントは成功で幕を閉じた。
情報コミュニケーション学科1年 山元 泰幸
11月7日(土)、第4回『さがのせき地域発見サイクリング』が開催された。天気は快晴、気温も暖かく、半袖で参加されている方も見られ、絶好のサイクリング日和だった。片道20kmの道のりを行きは、休憩地点1か所を経由して「佐賀関ふるさとまつり」を目指す。
休憩地点は佐賀関の透き通った海の青さと波の音を満喫できる道の駅だ。ここで、2回目の参加という男性とその奥さん、そして二人の子どもと参加しているというご家族と話をすることができた。秋だから家族で体を動かしたいという理由で今回は参加されたようだ。気温も暖かく、気持ちがいいと笑顔で話して下さった。二人の小学生のお子さんは出されたクロメたこ焼きをおいしそうに食べていた。
1時間の滞在となった「佐賀関ふるさとまつり」会場では、楽器演奏や歌などのステージ発表のほか、焼きそばや手作りクッキーなどの食べ物、衣類、花の苗などを販売する様々なブースが設けられ、大勢の人でにぎわっていた。ここでは夫婦で参加された方とお話をすることができた。以前にも何度かこのサイクリングに参加したことがあるそうで、必ず天気は晴れだから、私は晴れ男だと胸を張って話してくれたご主人と「私たちは車で移動なんですよ」と言うと「若いのにかわいそうねぇ」と明るく話してくれた奥さん。インタビューが初体験で緊張していたが、楽しいお話をさせてもらった。
また、大学の先生をしているという男性とも話をすることができた。生徒たちに大学ではちょうど私たちが今行っているようなインタビューやその編集などを教えているそうで、「なかなかうまくいかないんだよね~、君たちに教えてほしいわぁ~」と話してくれた。このサイクリングの感想を聞いてみると来年もぜひ参加したいという嬉しい感想を言って下さった。
出発地点に戻り、ふるさとまつりでお話しいただいたご夫婦と再び会うことができた。そこで奥さんが帰る時に私たちに向かって「じゃあね、ばいばーい」と挨拶をしてくれたのが、親近感を感じ、嬉しかった。
休憩地点は佐賀関の透き通った海の青さと波の音を満喫できる道の駅だ。ここで、2回目の参加という男性とその奥さん、そして二人の子どもと参加しているというご家族と話をすることができた。秋だから家族で体を動かしたいという理由で今回は参加されたようだ。気温も暖かく、気持ちがいいと笑顔で話して下さった。二人の小学生のお子さんは出されたクロメたこ焼きをおいしそうに食べていた。
1時間の滞在となった「佐賀関ふるさとまつり」会場では、楽器演奏や歌などのステージ発表のほか、焼きそばや手作りクッキーなどの食べ物、衣類、花の苗などを販売する様々なブースが設けられ、大勢の人でにぎわっていた。ここでは夫婦で参加された方とお話をすることができた。以前にも何度かこのサイクリングに参加したことがあるそうで、必ず天気は晴れだから、私は晴れ男だと胸を張って話してくれたご主人と「私たちは車で移動なんですよ」と言うと「若いのにかわいそうねぇ」と明るく話してくれた奥さん。インタビューが初体験で緊張していたが、楽しいお話をさせてもらった。
また、大学の先生をしているという男性とも話をすることができた。生徒たちに大学ではちょうど私たちが今行っているようなインタビューやその編集などを教えているそうで、「なかなかうまくいかないんだよね~、君たちに教えてほしいわぁ~」と話してくれた。このサイクリングの感想を聞いてみると来年もぜひ参加したいという嬉しい感想を言って下さった。
出発地点に戻り、ふるさとまつりでお話しいただいたご夫婦と再び会うことができた。そこで奥さんが帰る時に私たちに向かって「じゃあね、ばいばーい」と挨拶をしてくれたのが、親近感を感じ、嬉しかった。
情報コミュニケーション学科1年 大谷 遥奈
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