始動!「SAEMON23」

2009年06月18日

 毎年大分市鶴崎で開催される「SAEMON23」(第35回清正公二十三夜祭歩行者天国)に、今年も多くの大分県立芸術文化短期大学生が参加します。7月23日夜に国道197号の鶴崎商店街一帯で催す「二十三夜祭歩行者天国」のメーンイベントが、国選択無形民俗文化財指定である鶴崎踊りの「左衛門」をベースにした「SAEMON23」です。

 今年は、ダンスチームへの参加だけでなく、イベントの企画運営も、大分県立芸術文化短期大学に依頼されています。地域で活躍する人々に講演を依頼している「地域社会特講Ⅰ」( 情報コミュニケーション学科専門科目・他学科は共通教育科目)で、まつりを主催する鶴崎商工青年部に講演をお願いして、このまつりの意義や鶴崎の歴史を説明していただきました。

 「サービスラーニング」( 情報コミュニケーション学科専門科目・他学科は共通教育科目で受講可能)として、参加を呼びかけ、企画運営とダンスチームあわせて100名以上が活動しています。毎週、木曜の昼休みに集まって企画運営会議を開催。6月14日には企画運営のメンバー27名が鶴崎で現地視察や地域の人との交流・意見交換を行いました。

 「SAEMON23」の舞台となる鶴崎商店街国道197号線や、旧熊本藩の飛び地であった鶴崎地区でいまなお人々に慕われている加藤清正ゆかりの法心寺(加藤清正公の命日が7月23日)、鶴崎の生んだ幕末から明治の偉人・毛利空桑の私塾・邸宅・記念館などを研修し、まつりの意義や鶴崎の人々の熱い思いを知ることができました。今後、この体験を元に企画やイベントを作り上げていく予定です。7月23日(木)19:00-22:00、大分県立芸術文化短期大学ダンスチームをはじめ多くの学生が参加します。是非、ご来場ください。
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