アースデイ・上野の森の会に参加しました

2009年04月30日

アースデイおおいた2009 上野の森の会
 地球環境について考える、「アースデイおおいた2009」が4月19日に別府公園で開催されました。環境に関心を持つNPO法人や団体がたくさんのブースを出し、地産地消手づくり屋台村やワークショップなどが行われました。
 本学の環境サークル「プロテクトアース」とサービス・ラーニング(情報コミュニケーション学科専門科目)で、園芸サークル・おおいた森の会・キャンドルナイト・大分川クリーン活動・大分市との自転車マナーアップ事業など、学内での環境活動を紹介するパネル展示とフリーマーケットのブースを出店しました。参加した学生はアースデイの運営スタッフとして、会場の設営・大分県ネーチャー協会のネーチャーゲーム手伝い・会場の後片付け・清掃などを手伝いました。
 また、4月26日には本学周辺の「上野の森」で、「おおいた上野の森の会」が主体となっての整備作業が行われ、本学の学生も多数参加しました。同会は都市中心部に近くなおも豊かな自然の残る「上野の森」周辺の方々や専門家を中心に、大分市公園管理事務所と協議しながら、森の生態系を守り、より豊かにするために活動しています。剪定や落ち葉・枯れ枝の除去により、遊歩道を歩きやすくすると同時に、森の環境保全に努めています。
 以下は、参加した学生の感想です。
  • アースデイおおいた2009
アースデイおおいた2009
 私は友人に誘われて環境サークルに入り、今回別府で行われたアースデイに参加しました。アースデイというのは地球を思って行動する日のことです。今回のテーマは「子どもたちに手渡したいものは?」というものでした。物が豊かになって、何も不便のない現代だからこそ、私たちは子どもたちに多くの大事なことを伝えなければいけないのでは、と考えるきっかけにもなりました。
 芸短もブースを持ち、そこで、芸短生や先生方から集めたいらなくなったものを売りました。思っていた以上に多くの人の協力があり、さらに品物を買いに来る方も多くて驚きました。私はいつもいらなくなったものは、ためらわずすぐに捨てていましたが、今日フリーマーケットを実際体験してみると、自分が不要になったものでも、まだそれを必要としている人は多くいて、まだまだ使えたのにもったいなかったなあと後悔しました。
 会場では、マイ箸、マイカップ、マイスプーン、マイバッグなどを持参する取り組みがさかんに行われていました。また、各ブースには子どもたちにも分かりやすい環境クイズがありました。そのクイズを通して、大人から子供まで楽しみながら環境に関する知識が増えたのではないかと思います。
 その中で私が衝撃を受けたのは、年間一人当たり約200本もの割り箸を使っているということです。外食をするときは当たり前のように割り箸を使い、また、お店でお弁当を買うときに、割り箸について尋ねられても、「私一人が、割り箸を使わないくらいでは何も変わらないだろうからもらっておこう」と思っていました。しかし、多くの人がそのように考えて、お箸をもらっていたのだろうなと思うと同時に、誰でも「自分一人」の取り組みが重要なのだと改めて実感しました。
国際文化学科2年  二牟禮 幸
 4月19日別府公園でアースデイが開催された。私たちが到着した9時には、もうほとんどの準備が終わっていて、急いでブース作りをした。授業の間を利用して作成したパネルを並べ、フリーマーケットの開店準備をした。店番中、自分たちの作ったパネルをじっくりと読んでくれている人を見ると、とても嬉しくなった。
 今年のアースデイは去年と比べて、とても密度の濃いものだったと思える。自分たちのブースが設けられただけでなく、本部の仕事もあった。だから去年の「お客さん」状態から比較すると自分たちもスタッフだという自覚が出たのではないでしょうか。もちろん各ブースを見て回る時間もあって、手づくり石鹸やプリンやカレーなど、それぞれ工夫を凝らしたものでとてもおもしろかった。
 私自身、環境サークルに所属しているのにも関わらず、環境に考える機会はそんなにありませんでした。だからアースデイはとても勉強になった。CMで「袋いりません」とレジで伝えることを呼びかけているくらい社会全体でエコをしようという風潮のなか、私はいつもコンビニやスーパーで袋も割箸もスプーンもフォークも当たり前のように貰っている。しかし、アースデイではこれらは有料で、マイ箸持参というのがあたりまえだった。これからは、少しでもエコを意識した行動を心がけようと誓った。今回アースデイに参加してとても良かったと思える。だから来年からも、さらにもっと多くの学生に参加してほしいと願う。
情報コミュニケーション学科2年  副島 歩
  • おおいた上野の森の会
上野の森の会
 森の中なのにゴミが多く落ちていました。明らかに誰かが捨てているという現状に悲しかったです。みんなで協力して森をきれいにするという作業はとても気持ちよかったです。みんなも是非参加してみてください。地域の方々がとても温かい人々で作業することを教えてくれたり、作業の中での一言一言がとてもやさしかったです。また、大分県立芸術文化短期大学の人たちも、ほとんどがはじめて話す人ばかりでしたが、一緒に作業する中で自然と会話が生まれました。
情報コミュニケーション学科1年  林 佳奈
 「上野の森の会」で、活動することで、人と人とのふれあいがあった。わかりやすく説明してくださったり、他の人の体調を気遣ったり、和やかな雰囲気だった。上野の森には絶滅危惧種の黄色の蘭の花や、おおいたサンショウウオなどが生息する貴重な場所だと知った。行政だけに頼らず、自ら地域をつくっていこうとする活動に参加することで、地域活性化のさまざまな方法を勉強したい。
情報コミュニケーション学科1年  大谷 遥奈
HOME > 社会貢献 > 地域活動 > 2009年度 > アースデイ・上野の森の会に参加
入試情報 学長メッセージ 第52回卒業修了制作展 ムービーギャラリー 竹田キャンパス
教育と研究
文部科学省2009年度
大学教育推進プログラム
地域等との連携
法人・大学運営
施設利用について
お問い合わせ
2015年度版大学案内