大分七夕まつり「FUNAI 南蛮フェスティバル」に参加しました
(2007年08月09日)
2007年8月4日
去る8月4日(土)、大分七夕まつり2日目のイベント、「FUNAI 南蛮フェスティバル」に本学学生が参加しました。
「FUNAI 南蛮フェスティバル」は、大分市民へのアンケートをもとに、大分青年会議所が中心となり今年はじめて実施された市民参加のお祭りです。大分青年会議所が昨年実施したアンケートには本学も協力し、11月には大勢の学生が意見交換会に出席し意見を述べました。
大分七夕まつりといえば「府内戦紙(ぱっちん)」が有名ですが、市民が参加するかたちが必要ではないか、大分らしいお祭りが考えられないかということで、今回の南蛮フェスティバルが提案されました。大分は古くは府内と呼ばれ大友宗麟の時代には九州の大半に影響力を及ぼし南蛮貿易で栄えました。こうした歴史を背景に「南蛮文化のはなさくまち、おおいた」をテーマとすることになりました。
当日は、大分駅前から昭和通りまで通行規制した大分市中央通りのまつり広場、「47万人の広場」を舞台に19時からパレードが開始されました。2つに分かれた南蛮船の形をした巨大な山車を中心に老若男女約200人が参加。パレードの音楽は情報コミュニケーション学科卒業生が作曲したオリジナル曲、パレードの振り付けも情報コミュニケーション学科学生が担当しました。また、南蛮船の断面には、大友宗麟とザビエルの姿が、美術科学生の手により描かれました。
昭和通り交差点とトキハ前では、大分市内の小学生約50人が、国際文化学科の野坂准教授による詩を群読。そして、2つに分かれてパレードしてきた南蛮船が一つに合体したとき、本学学生約20人によるダンスが披露されました。
フィナーレでは、約3000個の風船を大砲の発射とともに空に一斉リリース。当日の風船作りなどには約30人の学生と職員が協力しました。
このイベントへの参加にあたっては、本学共通教育科目の「地域社会特講」で、大分青年会議所の永岡理事長にお祭りの意義や歴史などを説明していただき、参加者を募集しました。また、今年度から始まった地域活動やボランティアを単位として認める情報コミュニケーション学科の新設科目、「サービス・ラーニング」の活動にも認定しています。
参加した学生たちは、自分たちもささやかな貢献ができたことと、自分たちの努力の成果を大勢の方に見てもらえたことで、ちょっぴり興奮気味でした。終了後、沿道の方から「ダンスがよかったよ!」とうれしい声をかけられた学生もいました。
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