竹田市との連携事業で「CGによる岡城復元」を行いました
(2007年08月07日)
2007年7月31日
会見に臨む(左から)羽野忠・大分大学長、牧剛尓・竹田市長、凍田和美・本学理事(研究・社会貢献担当)
CGアニメーションの説明をする鈴木慎一講師
本学美術科の鈴木慎一講師が、コンピュータ・グラフィクス(CG)による岡城の復元に取り組み、このほど成果が発表されました。これは、7月31日(火)に大分県庁で開かれた、大分大学の学長定例記者会見の中で明らかにされたものです。
平成18年度に(財)地域総合整備財団(ふるさと財団)が公募した「大学と連携した地域づくり」助成事業に、竹田市と大分大学・大分県立芸術文化短期大学の連携事業「史跡岡城跡公開活用事業」が採択され、文献調査とそれに基づいた岡城復元CGの作成が行われました。
会見では、羽野忠大分大学長から事業の概要と経過について説明があり、牧剛尓竹田市長は「これまでも城趾に一部の建築物を期間限定で再現し、観光客誘致に成果を上げてきましたが、国指定史跡なので恒久的なものは出来ませんでした。これからはいつでも、築城当時の姿を見ることができます」と事業の意義を語りました。
CG作成は鈴木講師が中心となり、大分大学工学部の小林祐司准教授や工学部学生も加わって昨秋から進められてきました。岡城の全景はもちろん、大手門・月見櫓(やぐら)・三重櫓などの詳細を、精緻なアニメーションで見ることができます。
「現存するシャチホコや石垣のデータも活用して、できるだけ正確な再現に努めました。今後、ポスターやパンフレットなどにも画像が活用されることを願っています」と鈴木先生は語っています。
再現画像の一部(月見櫓)
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