宇佐市立佐田小学校にて地域ふれあいアート講座を開催しました
(2006年11月10日)
2006年11月1日
本学美術科では、11月1日(水)、宇佐市立佐田小学校にて、子どもたちを対象とした「地域ふれあいアート講座」を開催しました。
このアート講座は、学校週5日制により小学校の図工の授業時間が少なくなったなか、子どもたちに創作の喜びや楽しさを味わってもらい、造形美術に対する興味や子どもたち本来の感性を引き出すことを目的としています。平成17年度の豊後高田市立草地小学校に続き、今回は2回目となります。
今回も、本学美術科在学生が、自分たち自身でアイデアを練り、計画しました。テーマは「空飛ぶ トイレットペーパー」。トイレットペーパーは日常生活にとって身近なものですが、よく観察すると、さわり心地は柔らかく、転がしたり投げたりすると意外な動きやかたちが生まれます。これらの特性を生かしつつ、美術科学生16名と佐田小学校の全児童40名が互いにふれあうなかで作品(オブジェ)を作りあげるというワークショップです。
会場となった佐田小学校体育館には、トイレットペーパーを100ロール以上用意しました。児童2、3名と学生1名のグループに分かれ、学生の誘導のもと、子どもたちが床にトイレットペーパーを転がし敷き詰めていきます。あらかじめ床面に設置しておいた紐をみんなで引っ張ると、トイレットペーパーの立体オブジェが立ち上がりました。これにさらにトイレットペーパーを投げてひっかけたり、ちぎったり、足したりしていきました。
子どもたちは会場中を走り回って、このはじめての造形体験を楽しんでいました。なかには、学生たちが予想もしなかったような新しい遊びを自分たちで見つけた児童もいました。「子どもたちが心から楽しんでくれ、美術に関心を持ってもらえたことが一番うれしかった」とのことです。
以下では、当日の模様を写真にて簡単にご紹介します。どうぞ、ご覧ください。地域ふれあいアート講座:宇佐市立佐田小学校
空飛ぶ トイレットペーパー
- 日時: 11月1日(水)3・4限(10:45~12:20)
- 会場: 宇佐市立佐田小学校 体育館
- 参加: 佐田小学校全児童40人、本学美術科学生16人
- 指導: 美術科教授 河上央、助教授 中原伸浩、副手2人
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