別府市で「韓国DVD『発掘された過去』」連続上映会
(2008年05月21日)
2008年5月22・29日 6月5・12日
DVD「発掘された過去」(韓国映像資料院制作)の連続上映会が、5月22日から計4回、毎週木曜日夜にJR別府駅前通りの映画館「ブルーバード」2階にある「なかむら珈琲店」(別府駅から徒歩5分、電話0977-23-1272)で開かれます。 本学の主催。
「発掘された過去」は、韓国映像資料院(国立フィルムセンターに相当)が、北京の中国電影資料館の倉庫で約半世紀ぶりに発見した日本植民地時代の韓国映画7本のうち、4本をDVD化したものです。
昨年12月、本学が同院との共催で日本初の上映会を大分市iichiko総合文化センターで開催。事前に地元紙で大きく報道されたこともあって、多くの観客が詰め掛けました。
しかし、わずか1日だけの上映会だったため「再上映してほしい」との要望が多く寄せられました。今回の上映会は「別府でも上映を」との要望に応えたものです。
別府駅前で映画上映に情熱を傾けてこられた映画館「ブルーバード」の全面的な協力を頂き、実現の運びとなりました。
毎回の定員は20人(先着順)。入場無料です。
上映に関するお問い合わせは、本学情報コミュニケーション学科、下川正晴教授 (電話090-9796-1720)までお願いします。
上映作品と日程は、以下の通りです。
- ●5月22日(木)19時~21時
「半島の春」(1941年、イ・ビョンイル監督、84分) - 映画「春香伝」を製作中の李英一(金一海)のもとに、友人の妹である金貞喜(金素英)が訪ねてきた。英一は彼女をレコード会社に紹介する。「春香伝」の監督(徐月影)は女主人公の安羅(白蘭)とケンカし、貞喜を代役に立てたものの、制作費不足から大混乱が始まる。
- ●5月29日(木)19時~21時
「家なき天使」(1941年、チェ・インギュ監督、73分) - 明子(金信哉)と龍吉(李相夏)弟姉は幼いころ、孤児になった。周囲のいじめに耐え切れず逃げ出した龍吉を、方聖貧(金一海)は自宅に連れ帰った。聖貧は妻(文芸峰)の兄である医師・安仁圭(泰薫)に孤児園「香隣園」を建てる土地を借り、孤児たちとの共同生活を始める。実話に基づく映画化作品である。
- ●6月5日(木)19時~20時半
「志願兵」(1941年、アン・ソギョン監督、56分) - 林春浩(崔雲峰)と春浩(文芸峰)は将来を約束した仲だ。春浩は父の後を継ぎ、地主(金一海)の土地の小作管理人として働いているものの、朝鮮人は志願兵になれないという壁にぶつかる。春浩をねたむ男に管理人の仕事を奪われかけ、春浩が地主の妹と一緒にいるところを見た春浩は苦悶する。
- ●6月12日(木)19時~20時半
「朝鮮海峡」(1943年、パク・キチェ監督、75分) - 志願兵として出征した兄が戦死した。成基(南永民)は実家で兄の遺影と対面する。女性問題で両親と衝突し家出した成基の代わりに、父母は妹の清子(金信哉)をかわいがる。錦淑(文芸峰)と同居していた成基は、彼女の妊娠に気づかぬまま、志願兵になろうと決心する。
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