第5回音楽理論研究会大分例会が開催されます

(2006年11月06日)

2006年11月12日

 本学音楽科、小川助教授が事務局を務められる、第5回日本音楽理論研究会大分例会が、11月12日(日)、本学音楽棟小ホールにて開催されます。


第5回音理研大分例会
フォーレの歌曲~詩と音楽の分析

 フランス近代音楽の創始者と目されるガブリエル・フォーレは、パリ音楽院院長を務めると同時に、レクイエムをはじめとする宗教音楽のみならず、すぐれた管弦楽、室内楽、ピアノ曲、歌曲作品で知られます。時に柔和な、時に激しい表情を見せるフォーレの音楽は、エクリテュールに熟達した真の音楽家ならではといえます。今回の大分例会ではそのフォーレの歌曲をとりあげます。

 講師に音楽理論の第一人者である島岡譲氏と、フォーレ歌曲の詩を研究されている金原礼子氏をお迎えします。島岡氏による平易な語り口の音楽の分析と金原氏による詩の解説。そして何よりも聴き物は、島岡氏の伴奏による金原氏の歌唱による実演でしょう。ここでは創作と研究と演奏が一体となった世界が体験できます。ぜひ多くの方のご来場をお待ちしております。

  • 日時: 11月12日(日)10時~17時位(休憩あり)
  • 場所: 大分県立芸術文化短期大学 音楽棟小ホール
  • 講師:
    • 島岡譲(国立音楽大学名誉教授)
    • 金原礼子(元筑波大学教授)
  • 入場料: 無料
  • 分析対象曲:
    • 「リディア」
    • 「イスファハンのばら」
    • 「月の光」 ほか
    • すべて原調
  • 問い合わせ: 日本音楽理論研究会事務局 TEL:097-545-4429

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