Opera Piena di Vita
モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』第一幕を公演

(2006年04月26日)

2006年4月26日

 去る4月26日(水)、学生サークル Opera Piena di Vita のオペラ公演が、音楽棟小ホールにて開催されました。演目は、モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』第一幕です。今回の公演について、Opera Piena di Vita の皆さんに特別に寄稿していただきました。ぜひ、お読み下さい。

公演風景1
公演風景2
公演風景3

 『Opera Piena di Vita(オペラ・ピエナ・ディ・ヴィータ)』とは、『魂のこもった作品』という意味です。昨年10月、「オペラがやりたい!」という情熱をおさえきれなくなった学生たちによって作られたこの団体は、現在団員15名、行天先生のご指導で日々オペラ作品の練習に励んでいます。私たちは去る1月25日、芸短大人文棟ロビーで行われたランチタイムコンサートでデビューしました。そして4月26日、デビュー当初から暖めていたモーツァルトのオペラ『コシ・ファン・トゥッテ』の第一幕を公演しました。

 『コシ・ファン・トゥッテ』は、和訳すると「女はみんなこうしたもの」。副題に「恋人たちの学校」という名もついています。その名の通り、二人の男とその許婚、人生経験豊富な哲学者、そして男性経験豊富な小間使いの6人によって繰り広げられる物語は、2人の男と哲学者の口論から始まります。「女の貞操など、あると信じていても現実にはないものなのだよ」と持論を展開する哲学者に対し、男たちは本気で腹を立て、ついには自分たちの許婚の貞操を証明するための賭け事に発展します。哲学者は持論を証明するため、2人の男に様々な指示を出します。一方男たちは、哲学者の指示を聞き、軍隊に参加するフリをして出ていき、変装して戻ってきて互いの許婚を口説きあうなど、恋人の貞操を証明しようと躍起になって動き回ります。…前半戦がほぼ終了か、というところで、まだ許婚たちの"貞操の無さ"は証明できません。男たちは狂喜し、大声で笑い出す始末。哲学者は「まだ結果は判らない」と彼らを落ち着かせ、次なる計略を巡らせますが…

 今回は第一幕だけを公演しましたが、なんと『コシ・ファン・トゥッテ』の第二幕が11月頃公演予定となっています!果たして許婚たちの貞操は証明されるのか!?男たちと哲学者の賭けの行方は…!?気になる物語の後半から衝撃的な結末までが明らかになります。お楽しみに!!

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