「森林セラピー 肥後街道を行く」に参加しました

2014年02月01日

 1月17日(金)、大分市の隠れた自然と歴史・文化を発掘する「大分市森林セラピー事業」のお手伝いで、肥後街道の野津原と今市に行ってきました。
 肥後熊本から大分市鶴崎を結ぶ肥後街道。参勤交代の一行は鶴崎到着の前に野津原に泊まりました。ここでは、街道がコの字型に曲がり敵が攻めにくく見通しがきかないようになっています。本陣の両側には寺が配置され、その一つ法護寺を訪問しました。加藤清正公の信仰した日蓮宗のお寺です。

 野津原の宿に続き石畳の道今市に。由布市挾間で生まれた工藤三助さん。近郷の井路(水路)開削に尽くしました。人々はその業績をたたえ三渠碑をたてました。勝海舟はこの碑を見て感動したと海舟日記に記しています。この三渠碑を見てほれ地蔵に。そのあと、大分市に数少なくなったお茶農家さんを訪問しました。2戸の農家どちらも阿南さん。工場を見せてもらいました。蒸し茶と釜煎り茶、製法が少し違います。蒸し茶は清涼なすがすがしい味が特徴。釜煎り茶は香りが良く色が濃いのが特徴です。



以下は、参加した学生の感想です。
 1月17日、「森林セラピー」に参加しました。大分市野津原町にある「法護寺」では、清正公堂の中へ入らせていただきました。住職の方から、日蓮宗、加藤清正(日蓮宗を信仰)の歴史などを教わることができました。歴史に関して知識が無かったので、はじめて知ることばかりでした。
 また、参勤交代の道路であったという「今市石畳」を歩きました。車で通っている方がいましたが、大変そう。かつては宿屋街だったそうで、ところどころに「当時は此処に何があったか?」という立札が立てられていて、面白く感じました。
 大分市岡川では、お茶農園を訪ね、工場の中を見せてもらいました。
ご主人に、「蒸し茶」と「釜煎り茶」をいただきました。茶温は人肌に温めると美味しくなるそうです。飲みやすく美味しかったです。
情報コミュニケーション学科2年 高山由紀恵


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