「佐々木典子リサイタル~ウィーンのクリスマス~」を開催しました

2013年12月26日

 12月24日、クリスマスイヴの夜に芸短フェスタイベント「GEITAN PRESENTS 佐々木典子リサイタル~ウィーンのクリスマス~」を開催しました。
 長きにわたりウィーン国立歌劇場の専属歌手を務められた世界的プリマドンナ佐々木典子さん。今回の舞台は、前半にウィーンで活躍した作曲家の歌曲を披露、モーツァルトの「すみれ」やシューベルトの「野ばら」、R.シュトラウスの「万霊節」などをお聴きいただきました。

 曲の合間のトークでは、大分をこよなく愛する佐々木さんの“大分愛”についてお話をされました。また、佐々木さんが生まれた病院が、今回のリサイタル会場であるこの場に以前建っていた大分県立病院であるというエピソードも飛び出し、思わぬ縁に観客の方たちも盛り上がっていました。

 ピアノソロのコーナーでは、今回、演奏を担当した浜川潮さんがクライスラー作曲、ピアノの名手であったラフマニノフが編曲した「愛の喜び」を演奏、技巧的で美しい音色に会場全体が酔いしれました。

 後半の舞台は、肩ひじの張らない、コミカルな場面が盛り込まれたオペレッタの作品から「白馬亭」のメドレーを歌われました。思わず踊り出してしまいそうなナンバーが続々と登場し、バリトン歌手として活躍されている新見準平さんが飛び入りでステージに登場! 佐々木さんと素敵なワルツを踊られました。

 最後は、聖夜にぴったりな「ホワイトクリスマス」と「きよしこの夜」で幕を降ろしました。特に、「きよしこの夜」では、会場に来られた方たちと一緒に歌い、会場全体が歌声で満たされ、とてもあたたかい気持ちになりました。大分ではめったに見ることのできない本物のオペラに、多くの方がたが感動されていました。すてきなクリスマスの夜になったことと思います。

 なお、佐々木典子さんは2014年1月3日(金)に開催される「第57回 NHKニューイヤーオペラコンサート~花が誘う 歌物語~」に出演します。Eテレで生放送されますので、ぜひ、美しい歌声をお楽しみください。
  
  


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