音楽科卒業・専攻科修了生による「フレッシュコンサート」を開催しました

　学生生活の集大成とて今回の演奏会を企画しました。今までは、舞台での演奏の経験を積むばかりでしたが、学生生活最後に企画・運営という形でも演奏会に携わることができ、大変貴重な勉強になりました。
　主な内容としては、ホールの施設等の手配、チラシ・プログラムの作成、演奏プログラムの構成、スタッフの手配、会計報告など、一つの演奏会を作り上げるまでに、裏ではこんなにも沢山の方が関わっていることを実感し、改めてソリストとして舞台に立てる幸せを感じることができました。
　準備をする段階で特に大変だったのは、演奏会の宣伝でした。県外にいながら、地元の演奏会をどうアピールするか…。他出演者とも協力し、地元の先生や学校、友人、また地元新聞社に演奏会の記事を掲載して頂き、より多くの方に周知してもらい嬉しく思いました。地元の音楽界に入っていく人間として、今回の演奏会は多くの方に名前を知っていただく大変良い機会となりました。これらの勉強や経験を積み重ね、自分の音楽により深みとなって表れればと思います。
学生主体の演奏会は何もかもが初めての経験で、様々なトラブルにも見舞われましたが、それらに対して責任をとり、対処していくのもまた良い勉強となりました。“演奏会”そのものに対する考え方が変わった日となりました。卒業を前にして、音楽家として生きていくための大切なことを学びました。