Epistula Vol.32 (2013年09月01日付)掲載

芸短フェスタに寄せて

 8回目の芸短フェスタが始まります。毎年恒例となったこの行事、ますます賑やかで魅力溢れるプログラムが並びました。今年の一つの特徴は、本学の学生たちの活動分野が広がり続けている事が実感できる内容になったことです。

 今、本学にとって大きな可能性が広がりつつあります。iichiko総合文化センターの隣に建設工事が始まった県立美術館と合わせて、二つの文化施設を一体管理する大分県芸術文化ゾーンが発足、本学の芸術系の学生が全面的な連携を取ることになり、駅南に完成したホルトホールとも、今後密接な連携を取っていくことが決まっています。また、ホルトホールにスタジオを構えた大分ケーブルテレコムとも、相互協力協定が結ばれましたので、様々なシーンで学生たちの活躍が期待されているのです。

 情報コミュニケーション学科で始まった地域社会特講・サービスラーニングは、今や他学科でも地域巡回演奏会やふれあいアート講座など地域の人たちとの交流や街中でのボランティアなど、社会活動を通じて“学校の外で学べる”活動範囲が広がりを見せています。専門分野での社会に直結した活動は、短大の枠を超えるものとして期待は大きいものがあります。私も時々学外活動に参加しますが、学生たちのキラキラした笑顔(講義のときとは違った??)は、活動の意義をはっきりと感じさせてくれるのです。

 机上だけで学んだ知識だけでなく、こういった活動の数々が“芸短フェスタ”という一つの大きなイベントを動かしていく原動力となっていると思いますので、ぜひ注目して頂きたいです。

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