Epistula Vol.31 (2013年06月01日付)掲載
新しい船出
この4月から、芸文短大に幾つかの重要な変化がありました。
まずは、従来の国際文化学科が内容を充実させて国際総合学科に衣替えしたこと。美術科デザイン部門で、従来のビジュアルデザインと生活造形を統合して、新たにビジュアル・メディア・プロダクトの三つのデザイン専攻としたこと。更には、全く新たに生涯学習部門として「芸短オープンカレッジ」を開設したことです。
大学に限らず組織というものは、その依って立つ基盤が、景気等の周辺状況などによって変わることで、時代の流れに合わなくなることがあります。本学もまさにこの時代の流れから、新しい方向性を模索しなくてはならない変化を感じ取り、今回このような改革を行ったものです。
では何が変わったのか考えてみましょう。大きな流れは大学入学の年齢層が全国的に減少し続けていることがあげられます。大学の数はむしろ増加気味ですから、余程魅力的な大学にしていかない限り、学生は来てくれません。本学は短大ですから、4大と競合しにくい面はあります。しかし、短大である点を逆手にとって、入学して2年で自分の進路を見直すチャンスがあると思えば、むしろ有利な面が見えてきます。
短大の2年間は、そのまま社会に出ることを前提に、マンツーマンで充実した教育を行っており、2年経って自分の進路を再確認して、最終的に自分にあった進路を選び直す自由度が改めて4大への編入学、専門学校での資格取得、他の専門への切り替えなどの柔軟な対応が可能となるわけです。
そんな短大だけに許される特権を視野にいれつつ、毎日を有意義に過ごして頂きたいものです。
まずは、従来の国際文化学科が内容を充実させて国際総合学科に衣替えしたこと。美術科デザイン部門で、従来のビジュアルデザインと生活造形を統合して、新たにビジュアル・メディア・プロダクトの三つのデザイン専攻としたこと。更には、全く新たに生涯学習部門として「芸短オープンカレッジ」を開設したことです。
大学に限らず組織というものは、その依って立つ基盤が、景気等の周辺状況などによって変わることで、時代の流れに合わなくなることがあります。本学もまさにこの時代の流れから、新しい方向性を模索しなくてはならない変化を感じ取り、今回このような改革を行ったものです。
では何が変わったのか考えてみましょう。大きな流れは大学入学の年齢層が全国的に減少し続けていることがあげられます。大学の数はむしろ増加気味ですから、余程魅力的な大学にしていかない限り、学生は来てくれません。本学は短大ですから、4大と競合しにくい面はあります。しかし、短大である点を逆手にとって、入学して2年で自分の進路を見直すチャンスがあると思えば、むしろ有利な面が見えてきます。
短大の2年間は、そのまま社会に出ることを前提に、マンツーマンで充実した教育を行っており、2年経って自分の進路を再確認して、最終的に自分にあった進路を選び直す自由度が改めて4大への編入学、専門学校での資格取得、他の専門への切り替えなどの柔軟な対応が可能となるわけです。
そんな短大だけに許される特権を視野にいれつつ、毎日を有意義に過ごして頂きたいものです。
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