本学学生を中心に「第5回日韓次世代映画祭」を開催します
2013年01月26日
第69回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した韓国映画「ピエタ」が、第5回日韓次世代映画祭(2月22日(金)~24日(日)、別府市)で、今夏の日本公開に先だって特別上映されます。
世界的巨匠キム・ギドク監督、主演女優のチョ・ミンスさんのほか、「韓国の国民俳優」アン・ソンギさんが来日し、観客との対話を予定。本学の学生、教員が中心になって作ってきた映画祭は、5回目を迎えて活況を見せています。
この映画祭は2008年、本学や別府大学が「韓国の黒澤明」と呼ばれるイム・グォンテク監督を招いて、映画祭を開いたのがきかっけになって生まれました。
第2回はアン・ソンギさん、第3回は気鋭のチャンフン監督と韓流スターのコスさん、第4回は若手の実力派俳優ハ・ジョンウさんを中心とする映画人が来日。第2回から韓国
映画評論家協会が全面協力。第3回から「別府八湯」の名称がつき、地域の映画祭として定着しています。
第5回目の今回は、昨年の韓国映画評論家協会賞の監督賞、主演男優賞、主演女優賞を受賞したキム・ギドク監督、アン・ソンギさん、チョ・ミンスさんがそろって来日します。同作品賞にも輝いた「ピエタ」の先行上映は、異例中の異例。「ソウルや東京でも実現しがたい映画人や映画がそろった」と評判になっているそうです。
この映画祭を支えるのが、本学を中心とする学生や教員です。芸文短大から約20人、日本文理大(NBU)から5人、立命館アジア太平洋大学(APU)から約10人の日韓学生がスタッフとして参加します。司会進行、上映、会場、受付、応接室、ゲスト案内、通訳など多くの部分に関与し、映画祭の運営に当たります。
歓迎レセプションで司会を担当する立山奈々子さん(情報コミュニケーション学科1年)は「男性タレントとペアを組みます。初めての大舞台で緊張します」。学生代表の首藤桜子さん(同)は「高校3年生の時から映画祭スタッフになったことで、入学後のソウル短期留学や韓国語学習に弾みがつきました。国際的イベントを、別府出身者として盛り上げたい」と語っています。
また、今回の映画祭では2月23日午前、本学とソウル芸術大映画学科の学生が昨年夏、大分で合作した短編映画「サイ」が上映されます。この「サイ」は、韓国政府主催の「スマートフォン映画祭」で金賞を受賞した作品です。ソウル芸大から学生3人が来日し、上映後、本学の学生らとステージ上で語り合う予定です。
「サイ」は引きこもりの学生(芸短大1年の男子学生が熱演)が突然、行方不明になっていた女子学生の訪問を受けるというストーリー。デジタル一眼レフカメラで撮影されました。今回来日するソウル芸大学生のパク・ジョンヒョさんが監督し、阿部美月さん(情報コミュニケーション学科1年)が日本側監督としてロケハン、撮影などを行いました。
この短編映画交流では一昨年、韓国最大の短編映画祭「アシアナ国際映画祭」で、両大学による合作映画5本が特別上映されました。「金賞」受賞はそれに続く栄誉です。上映会では、昨年の「第2回大分スマホ映像祭」でグランプリに輝いた情報コミュニケーション学科学生の作品「被写体深度」も、ハングル字幕付きで上映されます。
■ポスター画像をクリックすると、PDF (1,779KB)でご覧いただけます。
この映画祭は2008年、本学や別府大学が「韓国の黒澤明」と呼ばれるイム・グォンテク監督を招いて、映画祭を開いたのがきかっけになって生まれました。
第2回はアン・ソンギさん、第3回は気鋭のチャンフン監督と韓流スターのコスさん、第4回は若手の実力派俳優ハ・ジョンウさんを中心とする映画人が来日。第2回から韓国
映画評論家協会が全面協力。第3回から「別府八湯」の名称がつき、地域の映画祭として定着しています。
第5回目の今回は、昨年の韓国映画評論家協会賞の監督賞、主演男優賞、主演女優賞を受賞したキム・ギドク監督、アン・ソンギさん、チョ・ミンスさんがそろって来日します。同作品賞にも輝いた「ピエタ」の先行上映は、異例中の異例。「ソウルや東京でも実現しがたい映画人や映画がそろった」と評判になっているそうです。
この映画祭を支えるのが、本学を中心とする学生や教員です。芸文短大から約20人、日本文理大(NBU)から5人、立命館アジア太平洋大学(APU)から約10人の日韓学生がスタッフとして参加します。司会進行、上映、会場、受付、応接室、ゲスト案内、通訳など多くの部分に関与し、映画祭の運営に当たります。
歓迎レセプションで司会を担当する立山奈々子さん(情報コミュニケーション学科1年)は「男性タレントとペアを組みます。初めての大舞台で緊張します」。学生代表の首藤桜子さん(同)は「高校3年生の時から映画祭スタッフになったことで、入学後のソウル短期留学や韓国語学習に弾みがつきました。国際的イベントを、別府出身者として盛り上げたい」と語っています。
また、今回の映画祭では2月23日午前、本学とソウル芸術大映画学科の学生が昨年夏、大分で合作した短編映画「サイ」が上映されます。この「サイ」は、韓国政府主催の「スマートフォン映画祭」で金賞を受賞した作品です。ソウル芸大から学生3人が来日し、上映後、本学の学生らとステージ上で語り合う予定です。
「サイ」は引きこもりの学生(芸短大1年の男子学生が熱演)が突然、行方不明になっていた女子学生の訪問を受けるというストーリー。デジタル一眼レフカメラで撮影されました。今回来日するソウル芸大学生のパク・ジョンヒョさんが監督し、阿部美月さん(情報コミュニケーション学科1年)が日本側監督としてロケハン、撮影などを行いました。
この短編映画交流では一昨年、韓国最大の短編映画祭「アシアナ国際映画祭」で、両大学による合作映画5本が特別上映されました。「金賞」受賞はそれに続く栄誉です。上映会では、昨年の「第2回大分スマホ映像祭」でグランプリに輝いた情報コミュニケーション学科学生の作品「被写体深度」も、ハングル字幕付きで上映されます。
■ポスター画像をクリックすると、PDF (1,779KB)でご覧いただけます。
「第5回日韓次世代映画祭」
- 日 程: 2月22日(金)~24日(日)
- 場 所: 別府ビーコンプラザ、別府市中央公民館、杉乃井ホテル
- チケット: チケットぴあにて発売中※23日(土)午前中に開催される学生作品の上映は入場無料
- 【スケジュール】
- 2月22日(金)18:30~21:30
開幕式と開幕映画「ピエタ」上映(別府ビーコンプラザ国際会議室)
全席自由2,000円 - 2月23日(土) 0:30~17:00
映画「折れた矢」「春夏秋冬そして春」(予定)上映とトークセッション(別府市中央公民館)
全席指定4,000円 - 2月23日(土)19:00~21:00
歓迎レセプション(杉の井ホテル琥珀の間)
全席自由8,000円 - 24日(日)0:00~14:30
映画「JESUS HOSPITAL」とトークセッション(別府市中央公民館)
全席指定1,800円
■映画祭の詳細、歴史については、次の映像をご参照ください。
http://www.youtube.com/watch?v=K8OiIMe_sPk
http://www.youtube.com/watch?v=K8OiIMe_sPk
問合せ
情報コミュニケーション学科 教授 下川正晴(日韓次世代映画祭ディレクター)
090-9796-1720
090-9796-1720