学長プロジェクト「映画と篠笛の集い」を開催します

　本学では、平成２１年度より“文化の資産化”をテーマとした「学長プロジェクト」を実施しています。

　これは中山欽吾学長自らがプロデュースする企画で、各界で活躍する著名な方たちを招き、後に続く芸術活動の担い手となる若者たちに自らの活動や考えを語りかけてもらい、またそのことを広く情報発信することによっていわば無形資産として、参加する県民のみなさんと共有したいとの目的で行っています。

　今年度 第１回目となる学長プロジェクトは『映画と篠笛の集い』です。太鼓芸能集団「鼓童」で活躍したのち独立、現在、佐渡島で暮らしながら日本古来の“篠笛※”の魅力を広めるため各地でコンサートやワークショップ、講演を積極的に行う狩野泰一さんをお招きします。

　狩野泰一さんは、映画監督の塩屋俊さんが出身地・臼杵市を舞台にお茶の有機栽培を営む人々を描いた映画「種まく旅人」の音楽を担当しており、臼杵の美しい自然を音色で表現した、大分に縁のある方でもあります。

　当日は“篠笛”の演奏と映画「種まく旅人～みのりの茶～」の上映を行います。「種まく旅人～みのりの茶～」の監督・塩屋俊さんも来学予定です。

　日本の伝統楽器を体感できる機会は滅多にありません。ぜひ足をお運びください。

※篠笛：日本の伝統楽器。木管楽器の一つで、派手な装飾はなく、竹の美を活かしたシンプルな楽器です。

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