大分市民シンポジウム「自転車が似合うまち」を開催します

2012年07月14日

自転車が似合うまちチラシ
 情報コミュニケーション学科は7月29日(日)、本学人文棟101教室で、大分市都市交通対策課の幹部職員らを迎え、大分市民シンポジウム「自転車が似合うまち」を開催します。参加費は無料です。
 大分市は「自転車利用基本計画」を平成18年に策定し、「自転車が似合うまち」作りを進めてきました。

 「ある休日の朝、天然酵母で焼いたパンのやさしい匂いに誘われて、一人の初老の自転車乗りがオープンカフェに立ち寄った。(中略)近くに駐輪場ができたおかげで、歩道を使ったオープンカフェもできた。こんな店がなにげなくあるこの街の眺めが素晴らしい」(基本計画の冒頭「市民のつぶやき」)

 このようなイメージを持って始まった計画ですが、ここにきて大きな試練に立たされています。JR大分駅周辺の整備事業に伴って、駅北口になった小規模駐輪場が全面廃止され、駅高架下にできる大規模駐輪場に統合されるからです。

 また、中心街に地下駐輪場が整備されて以降、駐輪禁止区域が設定されたことにより、「自転車で街に出かけるのが不自由になった」との声も、市民の中から相次いでいます。

 基本計画には、(1)「あいまいな立場にある自転車の位置づけ・役割の明確化が必要です」、(2)「利用環境の整備(ハード面)とマナー啓発(ソフト面)の両立が必要です」、(3)「大分市の個性、元気作りに自転車を活用することが考えられます」などと明記されています。いまこそ、この原点に立ち戻って、駐輪場整備、自転車通行空間などの論議を深めるべきでしょう。

 今回のシンポジウムのポスターは、情報コミュニケーション学科1年の佐藤悠香さんが制作しました。情報コミュニケーション学科1年生によるイベントポスターの制作は、立山奈々子さん(アートフェスタ、エコフェスタ)、後藤まりあさん(ゆかた美人コンテスト)に続いて、今年度3人目です。

 当日は午後1時から90分間、開幕セッションと市側の説明があり、休憩をはさんで午後2時45分から午後5時まで質疑応答、自由討論の時間を設定しています。

チラシをクリックすると、PDFファイル PDFファイル (1,052KB)でご覧いただけます。

大分市民シンポジウム「自転車が似合うまち」
  • 日時: 7月29日(日)13:00~
  • 場所: 本学人文棟101教室
  • 料金: 入場無料
  • 問い合わせ: 情報コミュニケーション学科教授 下川正晴
    090−9796−1720
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