準々決勝最後の試合、鳥羽はH10優勝・H11準優勝・H12三位の強豪チーム。初戦に常総学院を接戦の末に破り、4年連続の入賞を目指す。鹿児島南は、昨年ベスト8。初戦茨木に快勝し絶好調、是非とも準決勝に進出したい。
鹿児島南は1P、開始早々に平田がノーマークで先制点。4'35"にも相手GKの退水のチャンスに森山が2点目。鳥羽は、得点チャンスは度々あるものの、神田のパワープレーからの1点のみ。
鹿児島南は2P、攻めが単調になり、攻めあぐんでいたが3'19"に平田が右サイドから得点し2点差になる。鳥羽は再三の得点のチャンスを生かせず、逆に鹿児島南に追加点を許す。鳥羽は残り1秒、宮越がやっと1点を返す。
鳥羽は3P、本来のペースを取り戻し、芝山がボレーシュート、続いてペナルティで2点を取り同点。4'24"には宮越が逆転シュートを決める。鹿児島南もねばり強さを見せ、2連続ゴールで5−6、鹿児島南1点のリード。
4P、接戦続きの準々決勝、この試合も大接戦になる。鳥羽榎本のバックシュートが決まり同点。すかさず鹿児島南も丸山が得点し再び1点差。それにしても凄い、鳥羽本田が決めまたまた同点になる。その後、互いに1点を追加しこの大会、準々決勝だけで3度目の延長試合。この暑い青春ドラマの結末はどうなるのか。
延長1P、互いに攻め込むが得点につながらず0−0。
延長2P、2'37"キャプテン森山が貴重なループシュートを決める。結局、キャプテンが決めたこの1点が決勝点になり、鹿児島南の勝利。
記録者 長谷川 博士