オーストラリアのスポーツ施設概要
どんなスポーツ施設をみたか
- 温暖な気候のせいか、屋外のスポーツ施設が目立った。中でもラグビーグラウンドは大きいだけあって、車や電車で道路を走っているとよく目に付く。そう手入れが行き届いているとは言えないが、間違いなく芝生。各地区に2〜3面のグラウンドがあるが、大きな施設では5〜6面の所もある。さすがワールドカップ優勝国! 夏はシーズンオフで全く行われていない。タッチフットボール(ラグビー)が行われているところもある。
- サンシャインコーストでは学校などの多目的グラウンドは、当然芝生。広さも日本の校庭よりは一周り以上大きい。それを数面持っている学校もある。ただ、そんなに特上の芝ではなく、草も所々生えているけど子供達がふさふさの芝生の上を走り回る姿はとても気持ちのいいものです。そして、過密なクラブ活動のようなものがないので、芝生もそれほど痛まない。冬はラグビーのポールが立ち、夏はクリケットのグラウンドに作り替えられる。クリケットは中央に硬い部分が必要なので、一定期間工事が必要なようである。
- テニスコートは、なぜかハードコートが主流なのである。その理由はよくわからないが、全豪オープンが行われるメルボルンのナショナルテニスセンターもハードコートである。
- プールはサンシャインコーストとシドニーどちらも屋外が中心。ボイラーがあり、冬でも暖めて(25〜27度)使用可能のところが多い。50mのプールを持っているところが多く、しかもそれに加えて25m、幼児プール、水球や飛び込み専用、ビニールハウスプール(ここだけは水温が高温)など多目的に利用できる。小さいプールしかないところでも一部分は必ず水深が1.8mはあり、飛び込みができる。プールサイドのコンクリート部分の外には、芝生があったり、ビーチバレーコート、スケートボード用のスロープなどがあるプールもあった。シドニーやメルボルンのアクアティックセンターは、国際大会が開催できるハイテクプールであるが、一般利用者にもとても魅力的なプールであった。
- サンシャインコーストでは、ホテル、フラット、家庭にもプールがかなりあるので、メンテナンスサービスの会社がとても目に付いた。
営業時間
オージーの朝は、早い。特にクィーンズランド州は早いようで、サマータイムを実施しないのもそのためかなと思った(シドニーやメルボルンは、実施している)。当然、スポーツ施設もオープン時間は早く、6時頃から開いているのは普通。5時にオープンなんて所もある。終了時間は、所によって違いがあった。6時ぐらいで終わる所もあれば、10時ぐらいまで開いている所もある。(しかし、仕事が5時できっちり終わる事を考えれば十分か)

料金
一般的に日本よりは安いと感じられる。プールなどは特に安く、2ドル(120〜140円)から設備のいいプールでも5ドル(300〜350円)くらいである。公営のプールでもストロークコレクションなどの水泳教室を開催していてリーズナブルな価格で参加できる。学校が休みの期間には、子供向けのプログラムが多数用意されていてこれまた安い価格で参加できる。ヌーサの4日間(1時間半/日)のジュニアライフガードクリニックの参加料金は、14ドル(約900円)である。
トレーニングジムは、利用こそしなかったが施設だけは見せてもらった。サンシャインコーストでは、私営のみいくつか営業していたが、利用者はそれほど多くなく、メンバー制がほとんどであった。1回のみ利用では10ドルと少し高く感じた。
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