この地域では、クラブスポーツと学校スポーツの両方が見られました。

学校ではシーズンスポーツ制を取り入れており、夏はクリケット（左）、水泳、テニスなど、冬はラグビー、ホッケーなど（まだまだたくさんある）を週に数回放課後に行っていました。指導者は、学外の人のこともあるそうです。

地域のクラブはとっても盛んで、ラグビー、ローンボウル（下）、ネットボール（右）などは頻繁に行われていて、結果も地方紙に掲載されています。また、レベルや対象、施設によってはルールを簡素化したり変えたりして行っているスポーツも見受けられました。上段の右写真は、タッチフットボール（ラグビー）です。

左上のリバウンドビーチバレーボールというのは、仕切られたネットでのバウンドボールも有効にしたバレーです。スペースを効率的に使うためだと思うのですが、わざわざ体育館に砂を入れているのは不思議でした。土地柄、ビーチバレーのほうが好きなのでしょうね。

右上のネットボールは、英連邦を中心に行われているバスケットボールに似た競技です。身体接触が全くないとか、ドリブルができないなど女性向き（？）に作られた競技ですが、男性でもできます。オーストラリアではとても盛んで、1999年の世界大会では優勝しています。

ローンボウルを行うBowls Clubは、各地域には必ず一つあり、芝生のコートとクラブハウスがあります。縦35、横5mのボウリングのようなコートが少なくとも10面あります。雰囲気は高齢者が行うゲートボール的な印象ですが、最近は若年層でも人気がでてきているスポーツだそうです。クラブハウスには、地域の人が集い、イベントも時々開催される社交場となっています。

海では、サーフィンがサンシャインコースト一帯至るところで見られます。ここに来る多くの日本人の目的のひとつになっているようです。毎週のようにどこかのビーチでは競技会が行われています。