中山学長が県立由布高校で記念講演を行いました
2012年11月15日
中山学長が、大分県立由布高等学校で11月10日(土)、創立70周年を記念して講演を行いました。
由布高校は、その前身を昭和16年開校の私立庄内実科高等女学校とし、その後、幾度の変遷を経、荒波を乗り越え、平成23年度からは由布市内3つの中学校との「連携型中高一貫教育校」として現在に至り、今年度、70周年を迎えています。
講演は演題を「中高一貫教育のすばらしさ」とし、学長は、(1)じっくり自分と向き合って適性を考える時間が与えられること、(2)自分の進むべき進路を考えこれからの人生に向き合う時間的余裕があること等が挙げられるが、実は、もっと意義のあることは、6年間続く友達の輪が一生続くことだ、と強調しました。そして、高校生の皆さんが何を学ぶべきか、大切なことは何なのかについて、次のような講話を行いました。
今まで皆さんは、用意された答えを覚えることが大切だったと思う。しかし、社会に出たら、正解の無い問題だらけで、厳しいことも山ほどある。その中で自分なりに考え、答えを見出すことが求められる。そのために大事なことは、たくさんの知識を仕入れ、それを整理して入れる「頭の中の引き出し」を増やしておくこと、そして、右脳の感性によっ
て耕し応用を利かせて引き出せるようにしておくこと、そのような形になったものこそ「教養」である。日頃から、できるだけ広い知識を得、広い視野を持ち、趣味を持ち、一生の財産となる友人を持つことが大切。今までの自分に欠けていたことを知る「無知の知」が大事で、さらに、その欠点を直そうとするよりは欠点を補う長所を伸ばすようにしながら、こういった大切なこと、大事なことに取り組んで欲しい。
講演後、2年生の麻生君が生徒を代表し、「“頭の中の引き出しを増やす”という話が印象的でした。私たちも、知識を沢山ため、友人を大切にし、何事にも興味をもって高校生活を送りたいと思います。」とお礼を述べました。
地域に支えられ地域と連携を深めながら、100年の学校づくりに新たな一歩を踏み出した由布高等学校。今後の高校の発展と、生徒の皆さんの活躍を期待します。
講演は演題を「中高一貫教育のすばらしさ」とし、学長は、(1)じっくり自分と向き合って適性を考える時間が与えられること、(2)自分の進むべき進路を考えこれからの人生に向き合う時間的余裕があること等が挙げられるが、実は、もっと意義のあることは、6年間続く友達の輪が一生続くことだ、と強調しました。そして、高校生の皆さんが何を学ぶべきか、大切なことは何なのかについて、次のような講話を行いました。
今まで皆さんは、用意された答えを覚えることが大切だったと思う。しかし、社会に出たら、正解の無い問題だらけで、厳しいことも山ほどある。その中で自分なりに考え、答えを見出すことが求められる。そのために大事なことは、たくさんの知識を仕入れ、それを整理して入れる「頭の中の引き出し」を増やしておくこと、そして、右脳の感性によっ
て耕し応用を利かせて引き出せるようにしておくこと、そのような形になったものこそ「教養」である。日頃から、できるだけ広い知識を得、広い視野を持ち、趣味を持ち、一生の財産となる友人を持つことが大切。今までの自分に欠けていたことを知る「無知の知」が大事で、さらに、その欠点を直そうとするよりは欠点を補う長所を伸ばすようにしながら、こういった大切なこと、大事なことに取り組んで欲しい。
講演後、2年生の麻生君が生徒を代表し、「“頭の中の引き出しを増やす”という話が印象的でした。私たちも、知識を沢山ため、友人を大切にし、何事にも興味をもって高校生活を送りたいと思います。」とお礼を述べました。
地域に支えられ地域と連携を深めながら、100年の学校づくりに新たな一歩を踏み出した由布高等学校。今後の高校の発展と、生徒の皆さんの活躍を期待します。
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