学長プロジェクト「映画と篠笛の集い」を開催しました
2012年10月30日
10月28日、学長プロジェクト「映画と篠笛の集い」を開催しました。学長プロジェクトとは、平成21年度より“文化の資産化”をテーマに本学 中山欽吾学長自らがプロデュースする企画で、毎回、各界で活躍する著名な方々を招いて行っています。
今回は、日本の伝統楽器“篠笛”の演奏家・狩野泰一さんをお招きしました。狩野さんは、世界各地で“篠笛”の魅力を伝えるべく演奏・講演を行っており、臼杵市を舞台に描かれた映画「種まく旅人」(監督:臼杵市出身の塩屋俊さん)の音楽も担当しています。
まずは映画「種まく旅人」の上映を行いました。舞台が“大分”ということで、見慣れた風景がいくつもスクリーンに映し出され、一度映画館で観た方も、はじめて観る方も、とても興味深げでした。そして大分の美しい景色とともに流れる音楽にも、耳を傾けているようでした。
上映後、演奏・講演会を行いました。塩屋俊監督も来学してくださり、狩野さんとのエピソードや映画音楽をお願いした経緯、また、これから大分で若者たちと共に壮大な芝居・ミュージカルを行う構想などを話していただきました。
狩野さんは、まず“篠笛”の歴史について分かりやすく解説、これまでのご自身の活動などを話し“自分にしか作れないものを作ることが大切。自分の身近にあるものの中にある大事なものに気づいて磨きをかけていけば、自分にしかないものが生まれる”と語りました。
演奏は、日本各地で演奏されるお囃子をはじめ、映画「種まく旅人」での曲、“みなさんが知ってる曲を”と「Amazing Grace」、「もののけ姫」、オリジナル曲からは、身近な出来事で感動した際に作ったという「雪割草」、佐渡のきれいな満点の星空を見て書いたという「STAR WIND」など、“篠笛”はもちろん、時に和太鼓や津軽小唄などを交えながら、たっぷりと披露して頂きました。
最後に「若い人には、自分のやりたい事を片っ端からやってほしい。その上で自分がやろうとしていることは、たくさんの人を幸せにできるのかを考えるのも大切。“自分がよければいい”というのでは、自己満足で終わってしまう。その事を考えてチャレンジすれば、大切なものが生まれる」とメッセージを頂きました。
講演終了後は、狩野さん、塩屋監督ともに聴講者の方々と談笑してくださり、みなさん貴重な時間を過ごせたようでした。
まずは映画「種まく旅人」の上映を行いました。舞台が“大分”ということで、見慣れた風景がいくつもスクリーンに映し出され、一度映画館で観た方も、はじめて観る方も、とても興味深げでした。そして大分の美しい景色とともに流れる音楽にも、耳を傾けているようでした。
上映後、演奏・講演会を行いました。塩屋俊監督も来学してくださり、狩野さんとのエピソードや映画音楽をお願いした経緯、また、これから大分で若者たちと共に壮大な芝居・ミュージカルを行う構想などを話していただきました。
狩野さんは、まず“篠笛”の歴史について分かりやすく解説、これまでのご自身の活動などを話し“自分にしか作れないものを作ることが大切。自分の身近にあるものの中にある大事なものに気づいて磨きをかけていけば、自分にしかないものが生まれる”と語りました。
演奏は、日本各地で演奏されるお囃子をはじめ、映画「種まく旅人」での曲、“みなさんが知ってる曲を”と「Amazing Grace」、「もののけ姫」、オリジナル曲からは、身近な出来事で感動した際に作ったという「雪割草」、佐渡のきれいな満点の星空を見て書いたという「STAR WIND」など、“篠笛”はもちろん、時に和太鼓や津軽小唄などを交えながら、たっぷりと披露して頂きました。
最後に「若い人には、自分のやりたい事を片っ端からやってほしい。その上で自分がやろうとしていることは、たくさんの人を幸せにできるのかを考えるのも大切。“自分がよければいい”というのでは、自己満足で終わってしまう。その事を考えてチャレンジすれば、大切なものが生まれる」とメッセージを頂きました。
講演終了後は、狩野さん、塩屋監督ともに聴講者の方々と談笑してくださり、みなさん貴重な時間を過ごせたようでした。
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