第4回別府八湯★日韓次世代映画祭を開催しました
2012年03月23日
第4回「別府八湯★日韓次世代映画祭」(間島一雄委員長)が3月2日から3日間、別府市中央公民館を主会場に開催しました。2008年以来、本学の教員・学生が運営の主体を担って来た国際的な映画祭です。今年は韓国映画界の若手の実力派男優ハ・ジョンウさん、女優リュ・ヒョンギョンさん、キム・スヨン監督など10人を迎え、10本の長短編映画が上映されました。
本学の学生スタッフ約20人は、ゲストと同じホテルに合宿しながら、運営総括、進行、司会、上映、受付、ゲスト案内、応接、動画、静止画、会場係などの担当分門で、しっかりとした運営力を発揮しました。今年は今春入学予定の高校生も参加し、若々しい映画祭らしい盛り上がりを見せました。
以下は、学生スタッフの感想です。
以下は、学生スタッフの感想です。
●「責任の大きさ実感した」/唯一の日本人案内役
短大生活の集大成が、今回の映画祭になった。女優リュ・ヒョンギョンさんの案内役を担当した。韓国人ゲストの案内役は、ふつう、韓国人留学生が担当する。しかし、私は唯一の日本人として、ゲスト担当になった。
短大在学中に3回も韓国に短期留学し、卒業後は本格的に長期留学するつもりだ。約1年間の勉強で、昨年6月、ハングル検定3級(中級程度)に合格した。その力を信じて、案内役にしてくれたのだろう。だが、緊張のせいか、韓国語がうまく話せない。
そんな私に、リュさんは気さくに接してくれた。映画祭2日目。トークショーが終わると、ロンドンタクシーに乗って別府観光をした。買い物も一緒だった。 リュさんは両親には湿布薬を、姪にはおもちゃを買った。家族想いの人なのだ。私は、彼女から韓国で買ってきたおみやげをもらった。
短大の2年間、さまざまな韓国関連イベントに携わってきた。しかし、今回のゲスト案内役には、責任の重みを実感した。日程の急な変更もあり、今までに経験したことのない仕事だった。
イベントは自分一人だけの力では成功できない。周りの支えがあるから、自分の役目を果たすことができる。そのことを改めて実感した。後輩たちにその大切さを教え、私自身は今秋からの韓国留学に向けてがんばりたい。
短大生活の集大成が、今回の映画祭になった。女優リュ・ヒョンギョンさんの案内役を担当した。韓国人ゲストの案内役は、ふつう、韓国人留学生が担当する。しかし、私は唯一の日本人として、ゲスト担当になった。
短大在学中に3回も韓国に短期留学し、卒業後は本格的に長期留学するつもりだ。約1年間の勉強で、昨年6月、ハングル検定3級(中級程度)に合格した。その力を信じて、案内役にしてくれたのだろう。だが、緊張のせいか、韓国語がうまく話せない。
そんな私に、リュさんは気さくに接してくれた。映画祭2日目。トークショーが終わると、ロンドンタクシーに乗って別府観光をした。買い物も一緒だった。 リュさんは両親には湿布薬を、姪にはおもちゃを買った。家族想いの人なのだ。私は、彼女から韓国で買ってきたおみやげをもらった。
短大の2年間、さまざまな韓国関連イベントに携わってきた。しかし、今回のゲスト案内役には、責任の重みを実感した。日程の急な変更もあり、今までに経験したことのない仕事だった。
イベントは自分一人だけの力では成功できない。周りの支えがあるから、自分の役目を果たすことができる。そのことを改めて実感した。後輩たちにその大切さを教え、私自身は今秋からの韓国留学に向けてがんばりたい。
情報コミュニケーション学科2年 小野幸
●「リーダーシップ学んだ」/学生代表
映画祭を通じて、リーダーシップシップとは何かを学んだ。他人に仕事を振り分けけるのが苦手な私にとって、「学生代表」は責任重大の役割だった。私に出来るのか、不安だった。
映画祭の最終3日目には、韓国への語学留学のため、大分空港から旅立つ。その変則日程も負担だった。
映画祭が始まり、出来る限り、周囲のスタッフに仕事を頼むことを意識した。自分ではうまく動けたと思う。ただ、私が学生リーダーでよかったのか、と不安は消えなかった。
2日目の夜。翌日からの韓国留学に備え、私は早く帰ることになっていた。ゼミ仲間から「控え室で待つように」と言われた。すると、予想もしていなかった複数の足音が近づいてきた。スタッフのみんなが寄せ書きを持ってきたのだ。
「お疲れ様。ありがとう」。みんなの激励に、私は驚きと感動で声が出ず、涙がこぼれた。そして「リーダー役」に不安だった心が、一気に晴れた。
いまソウルの高麗大学で芸短生8人とともに、韓国語の勉強をしている。朝9時から午後1時まで、文法や発音を学び、午後からは文化体験などの課外授業を受ける。
週末には買い物に繰り出し、3週間、楽しい毎日を過ごす。映画祭や留学を通じて、隣国への理解をさらに広げたい。
映画祭を通じて、リーダーシップシップとは何かを学んだ。他人に仕事を振り分けけるのが苦手な私にとって、「学生代表」は責任重大の役割だった。私に出来るのか、不安だった。
映画祭の最終3日目には、韓国への語学留学のため、大分空港から旅立つ。その変則日程も負担だった。
映画祭が始まり、出来る限り、周囲のスタッフに仕事を頼むことを意識した。自分ではうまく動けたと思う。ただ、私が学生リーダーでよかったのか、と不安は消えなかった。
2日目の夜。翌日からの韓国留学に備え、私は早く帰ることになっていた。ゼミ仲間から「控え室で待つように」と言われた。すると、予想もしていなかった複数の足音が近づいてきた。スタッフのみんなが寄せ書きを持ってきたのだ。
「お疲れ様。ありがとう」。みんなの激励に、私は驚きと感動で声が出ず、涙がこぼれた。そして「リーダー役」に不安だった心が、一気に晴れた。
いまソウルの高麗大学で芸短生8人とともに、韓国語の勉強をしている。朝9時から午後1時まで、文法や発音を学び、午後からは文化体験などの課外授業を受ける。
週末には買い物に繰り出し、3週間、楽しい毎日を過ごす。映画祭や留学を通じて、隣国への理解をさらに広げたい。
情報コミュニケーション学科1年 伊庭春奈
●学生スタッフの感想
◆開幕式とレセプションの2回、司会を担当した。台本は私が書いた。緊張しなかった。高校時代、バトントワリングで鍛えてきたおかげだ。たった一人で踊 る。そのプレッシャーを経験しているからだ。「人前で話す仕事がしたい」。ますますその思いが強くなった
司会・情報コミュニケーション学科1年 工藤友美
◆ミスなく上映出来た。あっという間の3日間だった。自分も成長できた(上映・情報コミュニケーション学科1年 笠木菜央)
◆二階の上映ブースから見る映画は、より感動的だった(情報コミュニケーション学科1年 三宮千加)
◆東京から来られたお客様の笑顔を見て、心が温かくなった(受付・国際文化学科1年 本城ちひろ)
◆映画祭はみんなの協力があって成功する。ゼミの仲間との 団結がさらに深まった(総括・情報コミュニケーション学科1年 深野彩香)
◆映画祭までの準備と下積みがあってこその成功だった。(情報コミュニケーション学科1年 南恵理佳)
◆開幕式とレセプションの2回、司会を担当した。台本は私が書いた。緊張しなかった。高校時代、バトントワリングで鍛えてきたおかげだ。たった一人で踊 る。そのプレッシャーを経験しているからだ。「人前で話す仕事がしたい」。ますますその思いが強くなった
司会・情報コミュニケーション学科1年 工藤友美
◆ミスなく上映出来た。あっという間の3日間だった。自分も成長できた(上映・情報コミュニケーション学科1年 笠木菜央)
◆二階の上映ブースから見る映画は、より感動的だった(情報コミュニケーション学科1年 三宮千加)
◆東京から来られたお客様の笑顔を見て、心が温かくなった(受付・国際文化学科1年 本城ちひろ)
◆映画祭はみんなの協力があって成功する。ゼミの仲間との 団結がさらに深まった(総括・情報コミュニケーション学科1年 深野彩香)
◆映画祭までの準備と下積みがあってこその成功だった。(情報コミュニケーション学科1年 南恵理佳)
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