全国高校サッカー3位、大分高校の朴英雄監督による「公開授業」を開催しました
2012年01月23日
大分高校サッカー部の朴英雄(パク・ヨンウン)監督(51)が1月17日の午後、本学大講義室で公開授業を開き、学生や県民計140人が聴講しました。この様子は夕方のTOS、OABニュースで速報されたほか、朝日新聞や大分合同新聞でも詳しく報道されるなど、社会的関心を高めました。
授業は情報コミュニケーション学科「日韓コミュニケーション論」(情報コミュニケーション学科 下川正晴教授)の一環として行い、在京のサッカーライター江藤高志さん(中津市出身)のほか、Uー16日本代表監督の吉武博文さん(大分市出身)もパネリストとして特別参加しました。
「僕の名前は朴(ボク)です」。得意のジョークで切り出した監督は、高校サッカー選手権の舞台裏や選手の指導方法をユーモアを交えて語りました。
大分県勢初の4強を決めた5日の準々決勝、市立西宮(兵庫)戦は、朴監督にとって「神が降りてきた」試合だったそうです。「牧(控えのFW)をいつ入れるか考えていたとき、死んだ兄が見えた。『今や』と思った」。そして、終了5分前にピッチに送り出された牧選手が、国立競技場行きの立役者になりました。
監督は大学卒業後に士官学校へ進み、北緯38度線近くでの任務も経験しました。退役後にサッカー指導者になり、日本語ができたこともあって、誘われて大分高校に来ました。
「国立競技場での指揮が夢だった」と監督。そのユニークな指導法にも注目が集まりました。部員の足のサイズや血液型、好きな色を尋ねる。足が小さい人なら「小回りがきく選手」などと特徴を把握し、指導にあたるのだそうです。
朴監督は「『大分のレベルは高い』と思われるようなきっかけを作った。みなさんが試合場で応援したり、実際にサッカーをしたりして活性化してほしい」と話し、拍手を浴びました。
夕刻のテレビニュースには、授業の感想を語る本学の学生が次々に登場。情報コミュニケーション学科1年の笠木菜央さん(18)は「夢は諦めなければかなうと学びました。就職活動を諦めずに頑張りたい」。同、工藤友美さん(18)は「 個性を生かすという監督の言葉に感銘を受けました」と語っていました。
「僕の名前は朴(ボク)です」。得意のジョークで切り出した監督は、高校サッカー選手権の舞台裏や選手の指導方法をユーモアを交えて語りました。
大分県勢初の4強を決めた5日の準々決勝、市立西宮(兵庫)戦は、朴監督にとって「神が降りてきた」試合だったそうです。「牧(控えのFW)をいつ入れるか考えていたとき、死んだ兄が見えた。『今や』と思った」。そして、終了5分前にピッチに送り出された牧選手が、国立競技場行きの立役者になりました。
監督は大学卒業後に士官学校へ進み、北緯38度線近くでの任務も経験しました。退役後にサッカー指導者になり、日本語ができたこともあって、誘われて大分高校に来ました。
「国立競技場での指揮が夢だった」と監督。そのユニークな指導法にも注目が集まりました。部員の足のサイズや血液型、好きな色を尋ねる。足が小さい人なら「小回りがきく選手」などと特徴を把握し、指導にあたるのだそうです。
朴監督は「『大分のレベルは高い』と思われるようなきっかけを作った。みなさんが試合場で応援したり、実際にサッカーをしたりして活性化してほしい」と話し、拍手を浴びました。
夕刻のテレビニュースには、授業の感想を語る本学の学生が次々に登場。情報コミュニケーション学科1年の笠木菜央さん(18)は「夢は諦めなければかなうと学びました。就職活動を諦めずに頑張りたい」。同、工藤友美さん(18)は「 個性を生かすという監督の言葉に感銘を受けました」と語っていました。
2011年度 > 大分高校・朴監督による「公開授業」