「第3回スローライフ講座-キャンドルナイトin竹田」実施しました
2011年12月27日
これからの生活のあり方を考え、まちなかのにぎわいを取り戻す目的で、スローライフ講座(芸文短大公開講座)を行っています。3回目の今回は、地球環境について考えるキャンドルナイトを12月17日(土)に実施しました。
当日は本学を10:30に出発し、久住さやか『清涼学舎』にて、地元「久住の風」のお母さん方とスローフード交流会を楽しみ、「久住の風」のみなさんに「重ね煮」料理を教わりました。「重ね煮」とはいろんな野菜を鍋の中に層にして重ね、水を入れずに蒸し焼きにする料理法です。野菜本来の自然な甘みやうまみが充分に引き出され、さらに鍋の中の野菜が調和しておいしい味になっていきます。調味料はわずかの塩だけです。重ね煮や、重ね煮を材料にしたスープやパンをいただきました。みんなに食べていただく夕食の分もお手伝いしました。
その後、竹田市中心市街地に移動し、15:00から子どもたちや家族連れの人たちと廃油ろうそくづくりや竹ほたるを制作しました。竹ほたるは、本学美術科の松本康史講師がデザインした竹を編んだ球形のオブジェで、LEDで光ります。今回はその枠組みの制作を行いました。17:30からは、廃油ろうそくなどに点灯して「しほやギャラリー」にてキャンドルナイトコンサートを行いました。コンサートでは永井麻里奈さん(本学 専攻科音楽専攻)が声楽独唱、伴奏を井上奈緒子さん(専攻科音楽専攻修了)が行いました。また、情報コミュニケーション学科の高橋雅也講師もギターの弾き語りを行いました。
スローフード食事会の後の意見交換会「エコタウン竹田をつくろう」では、商店街のクーポン券と引き替えに廃油を集めバイオ燃料にしている竹田の活動や本学の学生が行っている「上野の森の会」や「キャンドルナイト」などの活動が報告され、これからの活動について意見交換が行われました。終了後は、竹田駅前の河川敷に設置された竹ほたるを見学し大分に向かいました。
なお、「しほやギャラリー」では竹田出身で昨年逝去された本学名誉教授 佐藤武郎先生の「型染め」の美術展を、16~18日の3日間実施することができました。
以下は参加した学生の感想です。
その後、竹田市中心市街地に移動し、15:00から子どもたちや家族連れの人たちと廃油ろうそくづくりや竹ほたるを制作しました。竹ほたるは、本学美術科の松本康史講師がデザインした竹を編んだ球形のオブジェで、LEDで光ります。今回はその枠組みの制作を行いました。17:30からは、廃油ろうそくなどに点灯して「しほやギャラリー」にてキャンドルナイトコンサートを行いました。コンサートでは永井麻里奈さん(本学 専攻科音楽専攻)が声楽独唱、伴奏を井上奈緒子さん(専攻科音楽専攻修了)が行いました。また、情報コミュニケーション学科の高橋雅也講師もギターの弾き語りを行いました。
スローフード食事会の後の意見交換会「エコタウン竹田をつくろう」では、商店街のクーポン券と引き替えに廃油を集めバイオ燃料にしている竹田の活動や本学の学生が行っている「上野の森の会」や「キャンドルナイト」などの活動が報告され、これからの活動について意見交換が行われました。終了後は、竹田駅前の河川敷に設置された竹ほたるを見学し大分に向かいました。
なお、「しほやギャラリー」では竹田出身で昨年逝去された本学名誉教授 佐藤武郎先生の「型染め」の美術展を、16~18日の3日間実施することができました。
以下は参加した学生の感想です。
最初に久住さやかに行き、スローフード体験として重ね煮を地元の人に習い一緒に作った。じゃがいもや玉ねぎなどの野菜を鍋の中に重ねて入れていった。その後みんなで鍋に向かって手を伸ばし野菜に対しての感謝や今からおいしくいただきますという気持ちを復唱した。それから弱火にかけ重ね煮を作った。その間に私たちは昼食を頂いた。久住で食事の手伝いをする人と、竹田で廃油キャンドル、竹ほたるを作るグループに分かれた。私は竹ほたるを作るグループになった。当初の予定である2時間より早く終わり、キャンドルの片付けを手伝った。その後、道に竹を並べ作ったキャンドルを入れ、一つずつ火を付けていった。会場の中にも竹とキャンドルを入れた。電気を消しキャンドルの火だけとなった会場で、芸文短大の学生のコンサートが始まった。コンサート後に頂いた夕食には久住で作った団子汁や重ね煮などがでた。そして再びキャンドルの炎の中、環境について考えや自分のしていることをお互いに話していきこの日の活動は終わった。
昼食は重ね煮で作ったものらしく、とてもおいしかった。重ね煮と聞くと、ただ野菜を重ねて煮ているものをそのままを食べるだけのイメージしかなかったが、パンやドーナッツなどもあり重ね煮料理のレパートリーの多さに驚いた。重ね煮についてもっと知ってみたいと思った。私は編み物がもともと好きなので竹ほたるを作るのは面白かった。最後に見せてもらった竹の籠も作ったものだと聞き、ますます竹編みに興味を持った。
参加者の環境への考え方を聞いて、こんなにも環境について考えている人がいることに気が付いた。そんな人がいるのに無駄遣いは出来ないと思った。私でも出来る身近なものを調べ、考えて実行していこうと思った。
昼食は重ね煮で作ったものらしく、とてもおいしかった。重ね煮と聞くと、ただ野菜を重ねて煮ているものをそのままを食べるだけのイメージしかなかったが、パンやドーナッツなどもあり重ね煮料理のレパートリーの多さに驚いた。重ね煮についてもっと知ってみたいと思った。私は編み物がもともと好きなので竹ほたるを作るのは面白かった。最後に見せてもらった竹の籠も作ったものだと聞き、ますます竹編みに興味を持った。
参加者の環境への考え方を聞いて、こんなにも環境について考えている人がいることに気が付いた。そんな人がいるのに無駄遣いは出来ないと思った。私でも出来る身近なものを調べ、考えて実行していこうと思った。
情報コミュニケーション学科1年 芦刈麻由美
竹田の竹楽に参加したときに、竹田に初めていったのですが、昔ながらの建物など風情あるものがたくさんあり、また竹田に行ってみたいと思いました。竹ほたるづくりというのがどんなものなのか気になりました。
毎週昼休みに集まって、どんなことをするのか聞いて、今回のスローライフ講座の看板作りを空いた時間にしました。久住さやかの清亮学舎で重ね煮を作りました。私はジャガイモの皮をむきました。竹田で竹ほたるづくりを体験しました。
日本でも五本の指に入るぐらいの高齢化が進んでいる竹田で、子供向けの、家族向けの活動をすることは、いろんな世代の人みんなが集まって交流できるので良いと思いました。内容がエコな廃油ローソクづくりと、リサイクルをしているので環境にも良く、こういう活動を続けていくことがエコへとつながるのでは、と考えました。
道の駅の駅長さんが、竹田は今のままで良いとおっしゃっていました。私は竹田を変えることが、活性化につながると思っていました。しかしお話を聞いて、へんに竹田を変えずに、自然と水と景色が綺麗なそのままの竹田を広めていくことが一番なのだと感じました。竹田に住む方は、そのままの竹田をみんなに知ってもらいたいのだと思いました。一連の体験をして、重ね煮を学んだり、エコについて考えたりすることで、私の知識が広まったのではないかと思います。いろんな人との触れ合いが私を成長させてくれるので、楽しく思います。
毎週昼休みに集まって、どんなことをするのか聞いて、今回のスローライフ講座の看板作りを空いた時間にしました。久住さやかの清亮学舎で重ね煮を作りました。私はジャガイモの皮をむきました。竹田で竹ほたるづくりを体験しました。
日本でも五本の指に入るぐらいの高齢化が進んでいる竹田で、子供向けの、家族向けの活動をすることは、いろんな世代の人みんなが集まって交流できるので良いと思いました。内容がエコな廃油ローソクづくりと、リサイクルをしているので環境にも良く、こういう活動を続けていくことがエコへとつながるのでは、と考えました。
道の駅の駅長さんが、竹田は今のままで良いとおっしゃっていました。私は竹田を変えることが、活性化につながると思っていました。しかしお話を聞いて、へんに竹田を変えずに、自然と水と景色が綺麗なそのままの竹田を広めていくことが一番なのだと感じました。竹田に住む方は、そのままの竹田をみんなに知ってもらいたいのだと思いました。一連の体験をして、重ね煮を学んだり、エコについて考えたりすることで、私の知識が広まったのではないかと思います。いろんな人との触れ合いが私を成長させてくれるので、楽しく思います。
情報コミュニケーション学科1年 左藤麻美
本学名誉教授の佐藤武郎先生の「型染め」の美術展
美術科 松本康史講師がデザインした「竹ほたる」
2011年度 > 第3回スローライフ講座-キャンドルナイトin竹田