竹田竹楽に参加しました
2011年12月09日
本学は、竹田商工会議所・竹田町商店街振興組合・たけた食ネットワーク等と共同で、竹田の街なかでスローライフ講座 (芸文短大公開講座)などを行っています。竹田の豊かな生活を捉え直し、街のにぎわいを取り戻そうという目的で、多くの学生や教職員が参加して、来年2月まで実施しています。
近年、竹の需要は激減し、竹林の荒廃も急速に進んでいます。竹田では、名産の竹を使って20,000本の竹灯籠の中にろうそくを灯したお祭り『竹楽』を実施しています。毎年多くの観光客が訪れています。11月18~20日の竹楽のうち、19日・20日に学生が参加しました。
午前中、竹田中心市街地の商店調査の続きを行い、午後からは地産地消村・屋台村などのお手伝いや案内のチラシ配り、竹灯ろうを並べる作業などを行いました。これまでの活動の「スローフードとの出会い」やスローライフ講座ワークショップなどでお世話になった、とうきびの郷すごう・竹田田楽・竹田いなりの会などのコーナーで、販売や配膳・アンケートなどを手伝いました。交代で休みを取って竹楽の幽玄の世界を堪能することができました。また、19日には本学音楽科の職員と学生による管楽器アンサンブル「ベアーズ」が但馬屋2階アラヤサーラで演奏会を開催しました。
以下は、竹田竹楽に参加した学生の感想です。
午前中、竹田中心市街地の商店調査の続きを行い、午後からは地産地消村・屋台村などのお手伝いや案内のチラシ配り、竹灯ろうを並べる作業などを行いました。これまでの活動の「スローフードとの出会い」やスローライフ講座ワークショップなどでお世話になった、とうきびの郷すごう・竹田田楽・竹田いなりの会などのコーナーで、販売や配膳・アンケートなどを手伝いました。交代で休みを取って竹楽の幽玄の世界を堪能することができました。また、19日には本学音楽科の職員と学生による管楽器アンサンブル「ベアーズ」が但馬屋2階アラヤサーラで演奏会を開催しました。
以下は、竹田竹楽に参加した学生の感想です。
私は2日間を通して、主にビデオ撮影を行いました。「地産地消屋台村」という竹田や竹田と関わりの深い地域の『食』を楽しめるブースでインタビューを行ったり今回の竹楽の見どころである様々な場所の撮影を行ったりしました。また、同じようにサービスラーニングとしてこの活動に参加している学生の取り組みも撮影しました。撮影だけではなく、2日目には実際に竹を並べてその中にロウソクを入れる作業の手伝いや、お客さんへのアンケートなどを行いました。竹楽を運営している方々からは里山保全活動の一環で竹楽という活動を行っていることや、見どころはどこかなど、ただ参加するだけでは知ることができないことを伺うことができました。地産地消屋台村で食を提供している方々には、お勧めの商品やこだわりなどを伺うことができました。また、その中で平戸市や姫島村など、竹田以外からの出店となっている方々には、竹田とのかかわりについて伺うこともできました。今回は竹楽というイベントであったため、一般のお客さんに竹楽の見どころを伺うこともできました。少子高齢社会論や発展演習などで地方都市の衰退について考える機会があったので、そのことと竹田のことを重ね合わせて考えました。お客さんを呼び込んだりアンケートを書いていただいたりすることも、ちょっとした工夫をすることでスムーズに行うことができたり、相手に不快な思いをさせないことができることなどがわかりました。何か行う場合には中途半端な気持ではなく、真剣に取り組まなければならないことを改めて気付かされました。これからも様々な活動を通してその真剣に取り組む姿勢を学びたいと思います。
情報コミュニケーション学科1年 中村恭子
商店街調査では、お店の人にお話を伺いアンケートをとるということをしました。私たちが行くことができたのは一軒だけでしたが、たくさんのお話をしました。お店の人のご好意で、押し花のストラップを作るという体験をさせていただきました。たくさんの種類があって迷ったりもしましたが、自分だけのオリジナルのストラップを作ることができました。次に、広瀬神社の階段に並べてある竹のロウソクを新しいものと入れ替えるという作業をしました。風が強かったので、竹がドミノ倒しになってしまったり、寒かったりと大変でした。最後に、屋台村で屋台のお手伝いをさせていただきました。私たちは、主に竹田名物のいなり寿司を売るということでした。全ての値段を覚え、あたふたしないように自分たちなりに努力をしました。17時を過ぎれば人がどんどん多くなって、お店に立ち寄る人が増えました。おつりを用意したりしていると、次のお客さんが来たりして大変でした。二人でお手伝いに来たので、一人が注文を聞いて袋に入れて、もう一人がおつりを渡すということにしました。そうすればスムーズに対応ができて、お客さんを待たせることもありませんでした。いなり寿司は19時ごろには完売したのでうれしかったです。カップルだとか、お友達同士だとか、夫婦といった人たちが笑顔で買って行ってくれてとてもうれしかったです。アンケートをとっているときに、富山から来たというお客さんが入ってきました。インターネットを見てきたとおっしゃっていました。情報を発信すれば、必ず見る人がいるのだと改めて感じました。
情報コミュニケーション学科1年 佐藤由佳
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