日韓学生が別府で短編映画5本を共同制作しました
2011年08月22日
本学とソウル芸術大映画学科の学生が、別府を舞台に短編映画5本を共同制作しました。日韓文化交流基金の「日韓未来プロジェクト」の一環です。日韓大学間では初めての試み。アシアナ国際短編映画祭(10月、ソウル)に出品されるほか、10月22、23日の芸短祭でも特別上映される予定です。
別府市では2008年から、本学学生らがスタッフになり「日韓次世代交流映画祭」が開かれています。今年4月の映画祭の際、「学生短編映画制作交流」が本決まりしました。
韓国の学生は8月10日に来日。本学学生と合宿しながら、約1週間かけて「愛」をテーマにした作品5本を制作しました。
17日、別府ブルーバード劇場で公開試写会が開かれ、スタッフや市民約50人が鑑賞しました。最優秀作品に選ばれたラブストーリー「もとの場所」の監督チェ・ジョンデさんは「ことばや文化の違いがあり難しかったこともあったが、協力しながら作品ができたときは何よりもうれしかった」と話していました。
別府市では2008年から、本学学生らがスタッフになり「日韓次世代交流映画祭」が開かれています。今年4月の映画祭の際、「学生短編映画制作交流」が本決まりしました。
韓国の学生は8月10日に来日。本学学生と合宿しながら、約1週間かけて「愛」をテーマにした作品5本を制作しました。
17日、別府ブルーバード劇場で公開試写会が開かれ、スタッフや市民約50人が鑑賞しました。最優秀作品に選ばれたラブストーリー「もとの場所」の監督チェ・ジョンデさんは「ことばや文化の違いがあり難しかったこともあったが、協力しながら作品ができたときは何よりもうれしかった」と話していました。
今回の取り組みはマスコミの大きな関心を呼び、NHK、OBS、TOS、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、大分合同新聞などで報道されました。
映画は来年2月の第4回「別府八湯★日韓次世代交流映画祭」(別府市)でも上映される予定です。
日韓交流の詳しい情報は、NPO「日韓次世代交流映画祭」公式ブログで、ご覧になれます。
映画は来年2月の第4回「別府八湯★日韓次世代交流映画祭」(別府市)でも上映される予定です。
日韓交流の詳しい情報は、NPO「日韓次世代交流映画祭」公式ブログで、ご覧になれます。
以下は、参加学生の感想です。
チームの心が一つになった
/交流プログラム日本側代表、芸文短大2年・小野幸
/交流プログラム日本側代表、芸文短大2年・小野幸
日本側の学生代表として「日韓学生短編映画制作交流」に参加した。新たな取り組みだったため、苦労したことがたくさんあった。
私は韓国語を勉強しているが、全ての連絡手段がハングルのため、翻訳に難渋した。ニュアンスの違いですれ違いも起き、毎日、夜遅くまでかかり、嫌になることもあった。
初日、期待よりも不安でいっぱいだった。先生と一緒に福岡空港まで迎えに行った時、内心ドキドキだった。しかし、その不安は会った瞬間に、全て吹き飛んだ。笑顔で握手を求めてくれる姿に、思わず私も笑顔になった。
8月の暑い日差しの中、韓国人留学生やNPOの方々の通訳サポートもあり、各撮影チームとも一生懸命取り組むことができた。
私たちも知らなかった素敵な風景に出会えた。自分たちの街を見直すことができた。ソウル芸術大学の学生たちから映画制作の知識をたくさん教えてもらった。編集をするころには、チームの心が一つになっていた。
最近は韓流ブームの影響もあり、韓国に対して好意的な人が増えてきている。その一方で、否定的な人も少なくはない。私自身は今回の活動に参加し、韓国人のリアルな人柄や文化に直接触れることができた。お互いの言語や文化を教えあい、ネイティブの韓国語を生で聞いて、とても勉強になった。
8月21日から3週間、ソウルの高麗大学へ3度目の短期留学をする。今回の経験を今後に活かしていきたい。
私は韓国語を勉強しているが、全ての連絡手段がハングルのため、翻訳に難渋した。ニュアンスの違いですれ違いも起き、毎日、夜遅くまでかかり、嫌になることもあった。
初日、期待よりも不安でいっぱいだった。先生と一緒に福岡空港まで迎えに行った時、内心ドキドキだった。しかし、その不安は会った瞬間に、全て吹き飛んだ。笑顔で握手を求めてくれる姿に、思わず私も笑顔になった。
8月の暑い日差しの中、韓国人留学生やNPOの方々の通訳サポートもあり、各撮影チームとも一生懸命取り組むことができた。
私たちも知らなかった素敵な風景に出会えた。自分たちの街を見直すことができた。ソウル芸術大学の学生たちから映画制作の知識をたくさん教えてもらった。編集をするころには、チームの心が一つになっていた。
最近は韓流ブームの影響もあり、韓国に対して好意的な人が増えてきている。その一方で、否定的な人も少なくはない。私自身は今回の活動に参加し、韓国人のリアルな人柄や文化に直接触れることができた。お互いの言語や文化を教えあい、ネイティブの韓国語を生で聞いて、とても勉強になった。
8月21日から3週間、ソウルの高麗大学へ3度目の短期留学をする。今回の経験を今後に活かしていきたい。
【スタッフ学生の感想集】
・アイフォンでの撮影を初体験した。不安だったが、ヘウォンちゃんが丁寧に教えてくれた。貴重な経験だった。(情報コミュニケーション学科2年 税田真知子)
・妥協を許さず何度も撮影する監督。別府の方々の暖かさに包まれた作品になった。(情報コミュニケーション学科2年 右田沙織)
・映画に出演した。韓国語でのセリフは貴重な体験になった。(情報コミュニケーション学科1年 伊庭春奈)
・先輩たちはスゴイ。交流に積極的だし、頭の回転が早い。(情報コミュニケーション学科1年 水永真紀)
・へウォンちゃんは100円ショップ、アイスの自動販売機を見て「不思議。かわいい」を連発していた。面白かった。今度は私が韓国に行くからね。(情報コミュニケーション学科2年 櫻井奈菜子)
・韓国語がすんなり出てこない。悔しかった。向こうも日本語の勉強をして、お互いが成長した1週間だった。(情報コミュニケーション学科2年 長田莉歩)
・今回得たものはチームワークだ。ジョンデさんは日本語は全くわからないシャイボーイ。だが優しさは人一倍感じた。「ダイジョウブ」「アリガトウ」。一生懸命伝えてくれることがうれしかった。(情報コミュニケーション学科2年 金子桃佳)
・アイフォンでの撮影を初体験した。不安だったが、ヘウォンちゃんが丁寧に教えてくれた。貴重な経験だった。(情報コミュニケーション学科2年 税田真知子)
・妥協を許さず何度も撮影する監督。別府の方々の暖かさに包まれた作品になった。(情報コミュニケーション学科2年 右田沙織)
・映画に出演した。韓国語でのセリフは貴重な体験になった。(情報コミュニケーション学科1年 伊庭春奈)
・先輩たちはスゴイ。交流に積極的だし、頭の回転が早い。(情報コミュニケーション学科1年 水永真紀)
・へウォンちゃんは100円ショップ、アイスの自動販売機を見て「不思議。かわいい」を連発していた。面白かった。今度は私が韓国に行くからね。(情報コミュニケーション学科2年 櫻井奈菜子)
・韓国語がすんなり出てこない。悔しかった。向こうも日本語の勉強をして、お互いが成長した1週間だった。(情報コミュニケーション学科2年 長田莉歩)
・今回得たものはチームワークだ。ジョンデさんは日本語は全くわからないシャイボーイ。だが優しさは人一倍感じた。「ダイジョウブ」「アリガトウ」。一生懸命伝えてくれることがうれしかった。(情報コミュニケーション学科2年 金子桃佳)
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