29日に「伝説のプロパガンダ(国策)映画上映会」
2011年01月05日
軍国主義時代の日本と朝鮮の3大女優が競演する「伝説のプロパガンダ(国策)映画上映会」が1月29日、本学人文棟大講義室で開かれます。きわめて珍しい映画3本が上映されるほか、韓国映画史や日本近代史の研究者による学術シンポジウムも行われます。
本学情報コミュニケーション学科マスメディア研究室(下川正晴教授)の主催です。入場無料。お問い合わせは下川教授(shimokawa@oita-pjc.ac.jp)まで。
上映される映画は、今年93歳になる伝説の女優・原節子さんが国境警備隊長夫人役で出演した「望楼の決死隊」(今井正監督、1943年)=午後1時から上映▽”朝鮮の名花”と言われた女優・文芸峰と”永遠の少女”金信哉が共演した「朝鮮海峡」(パク・キチェ監督、1941年)=午前11時から▽日本海軍が朝鮮人特攻隊員を募集するために作った「愛と誓ひ」(今井正、チェ・インギュ共同監督、1945年)=午後4時45分から=の3本。
大分初上映になる「望楼の決死隊」「愛と誓ひ」の2本は、ソウルの韓国映像資料院の協力を得て、VOD(ビデオ・オン・デマンド)上映という新機軸が導入されます。
午後3時から行われる学術シンポジウム「植民地期の朝鮮映画をどう見るか」も、専門家のパネリスト4人が参加し、充実した討論を繰り広げる予定です。
キム・ジョンウォン東国大学兼任教授(韓国映画史)、有馬学・九州大学名誉教授(日本近代史)、チョン・ジョンファ韓国映像資料院研究員、西谷郁・熊本県立大学非常勤講師(東アジア映画史)の4人が参加します。この上映会を企画した下川正晴・本学教授(メディア・韓国論)が司会を担当します。
本学マスメディア研究室は07年12月、日本では初めての「DVD発掘された過去」上映会を開催以来、植民地朝鮮で制作されたプロパガンダ映画の上映会を大分市、別府市、福岡市などで開いてきました。今回の上映会は、これまでの研究の中間報告として開かれます。
上映される映画は、今年93歳になる伝説の女優・原節子さんが国境警備隊長夫人役で出演した「望楼の決死隊」(今井正監督、1943年)=午後1時から上映▽”朝鮮の名花”と言われた女優・文芸峰と”永遠の少女”金信哉が共演した「朝鮮海峡」(パク・キチェ監督、1941年)=午前11時から▽日本海軍が朝鮮人特攻隊員を募集するために作った「愛と誓ひ」(今井正、チェ・インギュ共同監督、1945年)=午後4時45分から=の3本。
大分初上映になる「望楼の決死隊」「愛と誓ひ」の2本は、ソウルの韓国映像資料院の協力を得て、VOD(ビデオ・オン・デマンド)上映という新機軸が導入されます。
午後3時から行われる学術シンポジウム「植民地期の朝鮮映画をどう見るか」も、専門家のパネリスト4人が参加し、充実した討論を繰り広げる予定です。
キム・ジョンウォン東国大学兼任教授(韓国映画史)、有馬学・九州大学名誉教授(日本近代史)、チョン・ジョンファ韓国映像資料院研究員、西谷郁・熊本県立大学非常勤講師(東アジア映画史)の4人が参加します。この上映会を企画した下川正晴・本学教授(メディア・韓国論)が司会を担当します。
本学マスメディア研究室は07年12月、日本では初めての「DVD発掘された過去」上映会を開催以来、植民地朝鮮で制作されたプロパガンダ映画の上映会を大分市、別府市、福岡市などで開いてきました。今回の上映会は、これまでの研究の中間報告として開かれます。