第5回学長プロジェクト・後藤龍二氏講演を開催しました
2010年12月28日
本学では「文化の資産化」をテーマとして、大分にゆかりのある各界の著名な先輩が、文化の担い手となる若者に語りかける「学長プロジェクト」を実施しています。
今年度第5回目の学長プロジェクトは、講師として朝倉文夫記念館で館長を務める後藤龍二さんをお迎えし、「大分の近代美術(あれこれ)」をテーマに講演が行われました。美術科の学生を中心に、学生・一般参加者・高校生合わせて約50名を越える参加者が聴講しました。
アンケートに回答していただいた方々の感想をご紹介します。
アンケートに回答していただいた方々の感想をご紹介します。
- 私は絵は描きませんが、絵を描くことを表現の1つとして捉えています。後藤先生のおっしゃるように自分の思いを表現できる画家・美術家の方はうらやましいです。“描くことは表現する方法の1つ”という言葉は、まさにその通りだと思います。
- 制作することの大切さや、伝え方の大事さをすごくわかりやすく講演されていたので、ものすごく勉強になりました。自分は大学に入ってからすることが決まっていますが、慢心せずに制作をしていきたいと心から思いました。
- 今の自分の学校生活、制作活動を見直す、よいお話をたくさん聞くことができてよかったです。逃げないで、自分の心と向きあいたいなと思いました。
- 私は卒業制作をしている最中なので、表現したいものの方向性に悩んでいます。今日は「美術とは何か、何を伝えたいか」ということを聞き、何かを生み出すということに感動をおぼえました。“フォーカス”を大切に、細かく、ディティールにこだわって全体を完成させていきたいと思いました。
- たくさんの発見や、驚きのある講演会であったと思います。特にトランスフォーメーションという言葉は、私が普段制作している中で心がけていることでした。私はデザインを専攻しているのですが、常に新しい発見や伝わりやすい表現というものを模作しております。「意識の解体から新しいものを作る」という概念を大事にして、これからも制作をよりよくしていこうと感じました。