立教大学大学院の小島貴子先生による「キャリアデザイン講座」が開催されました
2010年12月07日
12月1日(水)に、大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)主催の「キャリアデザイン講座」が本学大講義室で開催され、共通教育科目「キャリアプランニング」受講生をはじめとする約150名の学生が聴講しました。
講師は、昨年に引き続き、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科准教授の小島貴子さんです。小島さんは、大手銀行に勤務後に出産のため退職、7年間の専業主婦を経験された後、埼玉県庁に職業訓練指導員として入庁。ここで職業訓練生の就職支援を行い、7年連続で就職率100%を達成されます。2005年には立教大学の「コオプ教育コーディネーター」に就任、若者のキャリア形成のエキスパートとして多方面で活躍されています。
今回の講座は、「社会を生きるためにキャリアを考える」というテーマで、これまでの自分を振り返ることで未来の自分をイメージして明確な目標を立て、それに向けて実践を重ねるという、キャリア形成のプロセスをその主な内容とするものでした。
今回の講座は、「社会を生きるためにキャリアを考える」というテーマで、これまでの自分を振り返ることで未来の自分をイメージして明確な目標を立て、それに向けて実践を重ねるという、キャリア形成のプロセスをその主な内容とするものでした。
小島先生は、自分のキャリアづくりのためには、
- 広い視野を持ち、居心地のよい自分のテリトリーから飛び出す勇気を持つこと。
- 「やりたいこと」を見つけるには、「すべきこと」や「できること」を考えること。
- 情報を鵜呑みにせず、自分の目できちんと真実(見えないもの)を見るよう努めること。
- 自分が興味のなかったことを「好き」に変え、自分の能力にしていくこと。
- 誰のものでもない、納得した自分のキャリアを切り開くために、誰かの判断に委ねるのではなく、自らが決定すること。
などが大切だと話され、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
また、英語ができないのに有名商社に内定した学生のお話や、娯楽サービスの某有名企業を例にとった採用面接のお話など、就職活動に対する具体的なアドバイスに、学生たちは、強く心を揺さぶられ、自分のキャリアを真剣に考えるきっかけをつかんだようでした。