芸文短大代表団、江漢大学(中国武漢市)と交流
2010年09月29日
江漢大学は中国湖北省の省都・武漢市の郊外にあり、16の学院(日本の“学部”)を持ち、学生1万6千人を数える総合大学だ。昨年2月、この江漢大学と芸文短大とが交流協定を結び、互いの交流が活発になっている。
江漢大学外国語学院の日本語教員・張佳梅さんが今年の3月から3か月間、芸文短大で日本語教育法を学んだこともその一つ。今度は、芸文短大代表団(団長:山蔭政伸事務局長、鄧紅・国際文化学科長、森口真司・音楽科准教授)が江漢大学を訪問し、「日本文化」講義の開講や芸術学院合唱団に合唱指導を行った。
江漢大学外国語学院の日本語教員・張佳梅さんが今年の3月から3か月間、芸文短大で日本語教育法を学んだこともその一つ。今度は、芸文短大代表団(団長:山蔭政伸事務局長、鄧紅・国際文化学科長、森口真司・音楽科准教授)が江漢大学を訪問し、「日本文化」講義の開講や芸術学院合唱団に合唱指導を行った。
代表団が江漢大学を訪問したのは9月14日。まず、芸文短大に来学されたこともある楊衛東学長や桑建平副学長はじめ、大学幹部たちを表敬訪問した。その後、鄧学科長により、外国語学院日本語学科の学生を対象に「日本文化」講義を実施し、森口准教授により、芸術学院合唱団に合唱指導を行った。指導したのはベートーヴェン交響曲第9番「歓喜の合唱」とヴェルディのオペラ「ナブッコ」より、「行け、行け、我が想いよ。黄金の翼に乗って」の2曲。
翌15日は講義2日目ということもあり、学生たちの緊張もうち解け、鄧学科長による講義や森口准教授による指導も熱が入っていった。学生たちはいずれも素直で、芸文短大の教員から多くを学ぼうとする姿勢が読み取れた。
驚いたことがあった。森口准教授の合唱指導終了後、芸術学院の丁音楽科長から、「夜、新入生歓迎晩餐会が予定されており、ラストステージで合唱団が出演することになっている。ぜひ、指揮をしていただけないか」との申し出であった。突然だったが、森口准教授もこころよく応じた。夜7時、図書館前広場に屋外ステージが組まれ、4,300人を超える新入生たちの熱気のなかでオープニングを迎えた。開会式のなかで、芸文短大代表団も一人ずつ、来賓として紹介を受けた。
中国電信芸術団(プロ)による歌舞、独唱、武術などや教員の舞踊、学生によるファッションショーなどが次々と繰り広げられ、いよいよ合唱団の出番が来た。勢揃いした芸術学院合唱団を前に、森口准教授が紹介されステージに上がると大歓声を受けた。最初に指導したヴェルディの曲が始まると、観衆は静かに聞き入る。曲の盛り上がりとともに、大きな拍手がわき上がった。次に「Higher and Higher」で楽しく歌った。終了後、そのまま晩餐会はフィナーレを迎えた。合唱団員たちは森口准教授を囲み、喜びを分かち合った。
このほか代表団は、芸文短大美術科と江漢大学芸術学院美術科とで共同美術展開催についての協議や、芸文短大卒業生が江漢大学に編入(3年)できる留学制度創設について要望した。あわせて、芸文短大は来年、創立50周年を迎えるが、その記念式典に江漢大学からの出席も要請した。また代表団は、9月から江漢大学で中国語語学コース研修を受けている吉竹弘喜君(国際文化学科2年)に会い、現況の報告を受けた。
翌15日は講義2日目ということもあり、学生たちの緊張もうち解け、鄧学科長による講義や森口准教授による指導も熱が入っていった。学生たちはいずれも素直で、芸文短大の教員から多くを学ぼうとする姿勢が読み取れた。
驚いたことがあった。森口准教授の合唱指導終了後、芸術学院の丁音楽科長から、「夜、新入生歓迎晩餐会が予定されており、ラストステージで合唱団が出演することになっている。ぜひ、指揮をしていただけないか」との申し出であった。突然だったが、森口准教授もこころよく応じた。夜7時、図書館前広場に屋外ステージが組まれ、4,300人を超える新入生たちの熱気のなかでオープニングを迎えた。開会式のなかで、芸文短大代表団も一人ずつ、来賓として紹介を受けた。
中国電信芸術団(プロ)による歌舞、独唱、武術などや教員の舞踊、学生によるファッションショーなどが次々と繰り広げられ、いよいよ合唱団の出番が来た。勢揃いした芸術学院合唱団を前に、森口准教授が紹介されステージに上がると大歓声を受けた。最初に指導したヴェルディの曲が始まると、観衆は静かに聞き入る。曲の盛り上がりとともに、大きな拍手がわき上がった。次に「Higher and Higher」で楽しく歌った。終了後、そのまま晩餐会はフィナーレを迎えた。合唱団員たちは森口准教授を囲み、喜びを分かち合った。
このほか代表団は、芸文短大美術科と江漢大学芸術学院美術科とで共同美術展開催についての協議や、芸文短大卒業生が江漢大学に編入(3年)できる留学制度創設について要望した。あわせて、芸文短大は来年、創立50周年を迎えるが、その記念式典に江漢大学からの出席も要請した。また代表団は、9月から江漢大学で中国語語学コース研修を受けている吉竹弘喜君(国際文化学科2年)に会い、現況の報告を受けた。
(文・事務局長 山蔭政伸)
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