J2大分のファンボ・カン監督が特別講義
2010年05月13日
J2「大分トリニータ」のファンボ・カン監督が5月11日午前、共通科目「地域社会特講」で、「地域に根差す大分トリニータ」と題して講演しました。
ファンボ・カン監督は今年、J1からJ2に陥落したトリニータの第1線にたって、奮闘しています。
ファンボ・カン監督は今年、J1からJ2に陥落したトリニータの第1線にたって、奮闘しています。
本学では4月末、1年の女子学生6人がサークル活動として「芸短大トリニータ後援会」(仮称)を結成し、活動を始めました。
ファンボ・カン監督の講義内容は、とても感銘深いものでした。
受講した学生が書いた記事を紹介します。毎日新聞大分版の大学生のページ「キャンパスカフェ」(15日朝刊)に掲載されます。
ファンボ・カン監督の講義内容は、とても感銘深いものでした。
受講した学生が書いた記事を紹介します。毎日新聞大分版の大学生のページ「キャンパスカフェ」(15日朝刊)に掲載されます。
トリニータ監督が特別講義
県立芸術文化短大の授業「地域社会特講」は11日、J2大分トリニータの皇甫官(ファンボ・カン)監督を講師に招いた。公開講座として行われたこともあり、約230人収容の大講義室は立ち見も出るほどだった。
最初に同監督がサッカーW杯スペイン戦(1990年)で挙げたゴールの映像を見た。弾丸のような見事なフリーキックに、学生たちは現役時代のすごさに感嘆。県民・企業・行政の三位一体(イタリア語で「トリニータ」)を理念とするチームの歴史をDVDで振り返った後、監督が達者な日本語で約1時間講演した。
「米国に行くつもりだったのに、強く誘われて大分に来た。まともな練習場もない、ゼロからのスタートだった。ユースの強化に成功したものの、最初の監督時代は成功できなかった。J2に陥落し、多くの選手が去った。私自身も韓国のプロリーグからオファーを受けたが、それでも大分に残った。自分なりの挑戦を続けたいからだ。」
監督は「夢」「挑戦」「リーダーシップ」という言葉を繰り返し使った。「後ろは見ない」「いつも夢を考えている」。監督の意欲が強く感じられる講義だった。
女子学生6人が「芸短トリニータ後援会」を発足させたことを報告した。私達も活動に参加し、地域貢献して行きたい。
最初に同監督がサッカーW杯スペイン戦(1990年)で挙げたゴールの映像を見た。弾丸のような見事なフリーキックに、学生たちは現役時代のすごさに感嘆。県民・企業・行政の三位一体(イタリア語で「トリニータ」)を理念とするチームの歴史をDVDで振り返った後、監督が達者な日本語で約1時間講演した。
「米国に行くつもりだったのに、強く誘われて大分に来た。まともな練習場もない、ゼロからのスタートだった。ユースの強化に成功したものの、最初の監督時代は成功できなかった。J2に陥落し、多くの選手が去った。私自身も韓国のプロリーグからオファーを受けたが、それでも大分に残った。自分なりの挑戦を続けたいからだ。」
監督は「夢」「挑戦」「リーダーシップ」という言葉を繰り返し使った。「後ろは見ない」「いつも夢を考えている」。監督の意欲が強く感じられる講義だった。
女子学生6人が「芸短トリニータ後援会」を発足させたことを報告した。私達も活動に参加し、地域貢献して行きたい。
(文:情報コミュニケーション学科1年 井上舞華、写真:同・中川響)