『安藤宏子「豊後絞りの魅力」展』を開催しました
2010年03月19日
3月2日から7日までの6日間、大分県立芸術会館で文化庁「地域文化芸術振興プラン」の支援を受けた“学長プロジェクト”として『安藤宏子「豊後絞りの魅力」展』を開催しました。
安藤宏子氏は、江戸時代に豊後より全国に普及していて、その後途絶えてしまっていた木綿絞りである「豊後絞り」を研究し、現代に復活させて創作・普及活動を展開し、国内外で幅広く活躍されています。
今回の展覧会の開催にともない、安藤氏が制作し世界デザイン博に出品した大型絞り染めの作品、日本紫・日本茜・藍染めによる着物やタペストリーなどの作品と共に、豊後絞りに関する歴史的な資料となる浮世絵や世界の絞り染めなどの所蔵資料をご提供いただきました。
3月2日のオープニングセレモニーでは、安藤宏子氏、広瀬勝貞大分県知事、長野景一大分合同新聞社副社長、河野和子県立芸術会館副館長、それに本学の中山欽吾学長によるテープカットにより『安藤宏子「豊後絞りの魅力」展』を開場しました。
今回の展覧会の開催にともない、安藤氏が制作し世界デザイン博に出品した大型絞り染めの作品、日本紫・日本茜・藍染めによる着物やタペストリーなどの作品と共に、豊後絞りに関する歴史的な資料となる浮世絵や世界の絞り染めなどの所蔵資料をご提供いただきました。
3月2日のオープニングセレモニーでは、安藤宏子氏、広瀬勝貞大分県知事、長野景一大分合同新聞社副社長、河野和子県立芸術会館副館長、それに本学の中山欽吾学長によるテープカットにより『安藤宏子「豊後絞りの魅力」展』を開場しました。
開催期間中には2,500名近い方々にご来場いただき、豊後絞りの歴史や安藤氏による現代的の豊後絞り作品に感激されていました。3月6日に開催した安藤氏による講演「豊後絞りに魅せられて」には、250名の方々が聴講しました。
以下は、アンケートに回答頂いた方の感想を一部ご紹介します。
以下は、アンケートに回答頂いた方の感想を一部ご紹介します。
- 大分県出身ですが、豊後絞りを知りませんでした。素晴らしい展示でとても充実した内容でした。(20代)
- 大分に誇れる「絞り」という存在があることに驚きました。もっと広くの人たちに知って欲しいと思います。素晴らしい品々でした。(30代)
- 絞りといっても色々とあるのを知りました。種類が多くてびっくりしました。(50代)
- 内容の幅広さ、奥深さに目を見張る感じです。歴史的な意義を実感しました。(60代)
- 豊後絞りの多種・多彩の深みに無限を感じました。これを後世に永遠に引き継いで欲しいです。(60代)
- 一針一針の熱い絞りの大作に感動して拝見しました。小さな指でこんなに大きな作品を完成させた努力に頭がさがります。神業です。(70代以上)