大分県議会による『議員出前講座』を開催しました
2010年01月19日
1月12日の地域社会特講は、大分県議会による『議員出前講座』を開催しました。
昨年度より実施されているこの議員出前講座は、県議会議員が講師となり、将来の大分県を担う児童・生徒・学生を対象に、議会とわたしたち県民生活との関わりについて講演し、県議会に対する親近感と興味を持ってもらうことを目的としています。
今回は安部省祐議長が県議会を代表して出席、講師は渕健児議員(大分市)と玉田輝義議員(豊後大野市)が務めました。またオブザーバーとして平岩純子議員(大分市)も出席しました。
はじめに渕議員が県議会の仕組みと役割について話し、次いで玉田議員から県議会の仕事について紹介していただきました。その後、議員と学生との間で意見交換の時間を設ました。「議員を目指すこととなった契機は?」、「国の政権交代をどう思うか」、「傍聴するには手続きが必要なのか?」、「県議会で今、一番解決しなければいけないと思う問題は?」などと様々な質問が飛び交い、県議会がこれまでよりも身近に感じられる有意義な時間となりました。
最後に、議員から本学学生に、エールを頂きましたので以下に紹介します。
今回は安部省祐議長が県議会を代表して出席、講師は渕健児議員(大分市)と玉田輝義議員(豊後大野市)が務めました。またオブザーバーとして平岩純子議員(大分市)も出席しました。
はじめに渕議員が県議会の仕組みと役割について話し、次いで玉田議員から県議会の仕事について紹介していただきました。その後、議員と学生との間で意見交換の時間を設ました。「議員を目指すこととなった契機は?」、「国の政権交代をどう思うか」、「傍聴するには手続きが必要なのか?」、「県議会で今、一番解決しなければいけないと思う問題は?」などと様々な質問が飛び交い、県議会がこれまでよりも身近に感じられる有意義な時間となりました。
最後に、議員から本学学生に、エールを頂きましたので以下に紹介します。
玉田輝義議員
「私は、それぞれの年代でそれぞれしっかり頑張っている方をたくさん見てきました。若いから頼りないだなんて思ったことはありません。厳しい時代ですが、きっとみなさんの気持ちで切り開いていけると思っています。期待しています」
渕健児議員
「世の中が混とんとしている大変な時代に社会へ出られるみなさんですが、笑顔を絶やさないでください。日々の終わりに一日を振り返って、今日はいい一日だったなと思えるような社会生活を送られるよう、心から願っています」
安部省祐議長
「コミュニケーションの取り方で一番必要なことは本音の部分だと思います。これをいかにして収集するかが重要です。今はネットで検索をすれば情報は何でも得られる時代ですが、間違った情報を鵜呑みにしてしまう可能性も十分にあり得ます。便利になった世の中だからこそ逆に、自分で実際に足を運んだり面と向かって話すことでその情報の真実や本音を見つけ出し、物事を判断して欲しいと思います」
以下は受講した学生の感想です。
なにげなく暮らしている大分にも様々な問題があることを知った。なかでも印象に残った問題は農林業を活性化させるという話だ。今の時代、農林業は必要ないのではと思いながら話しを聞いていたが、そこに携わる人が少なからずいて、県はその方々の生活を支援しようとしているといった誠実な取り組みをうかがえた。これからはもっと新聞やニュースなどに注目して、大分の現状を把握し、よりよい大分を作るために意見が言えるようになりたい。
情報コミュニケーション学科1年 大谷 遥奈
県議会では、県民の願いを議員が条例や予算などを相談して決めている。また、それらの決定事項を実行していくのが知事。この議会は年に4回行われる。そして、議会は自由に傍聴することができ、車いすの方や盲導犬や介助犬を連れた方、手話通訳が必要な方でも誰でもが参加可能だ。今回、議員のお話しやスライドを見たり聞いたりして、正直難しい話しだなと思った。しかし「県民と対話することでやりがいを感じる」といった話を聞いて、私も自分の意見を伝えられるようになりたいと感じた。これからも私たち住民の声をしっかり受け取って、みんなの願いを実現してほしいと思う。
情報コミュニケーション学科1年 安部 美咲
県議会での仕事には、調査や審査といったこともあるようで、議会のイメージとしては思いもよらぬ仕事だったので少し驚きました。また、一般の質問から県議会で取り上げ、政策に及んだ事例もあるということにもびっくりしました。「県議会議員さんを紹介しているパンフレットを見ると、年配の方が多いので若い議員さんはどのような仕事をするのですか?」という質問の答えに、「年齢に関係なく選抜されたものが議員になり、若者も年配者も意見を出し合える」と聞いて、素晴らしい人間関係だなと思いました。
情報コミュニケーション学科1年 斉藤 綾香