特別公開講座『演出家に聞く』を開催しました
2009年11月18日
多彩なプログラムで芸術文化の魅力を発信する「芸短フェスタ2009」。
その一環として11月9日(月)午後、人文棟大講義室で特別公開講座『演出家に聞く』を開催しました。
その一環として11月9日(月)午後、人文棟大講義室で特別公開講座『演出家に聞く』を開催しました。
講師としてお招きしたのは「岸辺のアルバム」や「ふぞろいの林檎たち」といった人気ドラマの演出をはじめ、今年9月には向田邦子生誕80周年記念番組「母の贈物」を手掛けられた鴨下信一氏。
『仕草で表す心模様』をテーマに「歩く」、「座る」、「立ち上がる」などといった日常の動作から現れてしまう心情表現の面白さや難しさをワークショップ風にお話しされました。なかでも、本学の学生も就職や大学編入の際に必ず直面するであろう「面接」を例にした説明は実践的でわかりやすく、利き手、利き足、効き目などを意識しながら、立ち居振る舞いが美しく見えるポイントを教えていただきました。
また、鴨下氏が実際にオーディションで欠かさずチェックしていた退席時の何気ない仕草や表情の話や、映像業界の裏話も語っていただき、大変有意義な講座となりました。
以下は参加学生の感想です。
『仕草で表す心模様』をテーマに「歩く」、「座る」、「立ち上がる」などといった日常の動作から現れてしまう心情表現の面白さや難しさをワークショップ風にお話しされました。なかでも、本学の学生も就職や大学編入の際に必ず直面するであろう「面接」を例にした説明は実践的でわかりやすく、利き手、利き足、効き目などを意識しながら、立ち居振る舞いが美しく見えるポイントを教えていただきました。
また、鴨下氏が実際にオーディションで欠かさずチェックしていた退席時の何気ない仕草や表情の話や、映像業界の裏話も語っていただき、大変有意義な講座となりました。
以下は参加学生の感想です。
先日、教育メディア論の講義で観たドラマが面白かったので、今日はその演出を担当された方の講座だと聞いて楽しみにしていました。最初の利き手、利き足、利き目のお話しは、普段あまり意識していなかったことだったので面白い着眼点だと思いました。
また、今後確実に通過する面接のお話を聞くことができました。面接官に自分を印象づけるためには、相手の興味をひくような自分にしかない何かを持つことが必要です。これからは就職活動のことを日々頭に入れて、「自分にしかないもの探し」をしていきたいと思います。そして、面接も最後まで気を抜かずに立ち振る舞えるよう、日常の中で身につけていきたいです。今日は期待通り、貴重な時間を過ごすことができました。この気持ちを忘れず、夢に向かって頑張ろうと思います。
また、今後確実に通過する面接のお話を聞くことができました。面接官に自分を印象づけるためには、相手の興味をひくような自分にしかない何かを持つことが必要です。これからは就職活動のことを日々頭に入れて、「自分にしかないもの探し」をしていきたいと思います。そして、面接も最後まで気を抜かずに立ち振る舞えるよう、日常の中で身につけていきたいです。今日は期待通り、貴重な時間を過ごすことができました。この気持ちを忘れず、夢に向かって頑張ろうと思います。
情報コミュニケーション学科1年 三星 彩
面接を受ける時に最も重要となるのは「面接官が発言したことに対して明確なことを返せるか」という点だと思っていました。しかし、今日の講座に参加して仕草や表情も案外重視されているのだと学びました。秘書実務の講義で先生がおっしゃっていた「人は見た目が9割」という言葉を思い出しました。座り方や姿勢に関しても、自分が思い込んでいる自然な座り方ではなく、相手から見た時に自然に見える座り方を心掛けることが重要なのですね。鴨下さんが指導された座り方はとても自然で美しく見えました。しかし、歩幅によって歩数が異なるということなので、私も自分に合った歩数を覚えてうまく活用したいと思います。
情報コミュニケーション学科2年 小城 知実
鴨下さんの講座は1年前にも受けたことがあります。しかし、その時に受けた印象とは違うように感じるのは私の心持ちでしょうか? 1年前は意識していなかった就職活動が今はもう佳境を迎えています。「仕草」はさりげなさすぎて受け流しがちですが、実は一番目につくところだと聞いてドキッとさせられました。立ち振る舞いは面接当日に意識したところで矯正できることでもないので、日常生活の中で今日の知識を役立てられるようにしていきたいと思います。
情報コミュニケーション学科2年 油布 紗織