船尾修・非常勤講師が「第9回さがみはら写真新人奨励賞」を受賞
2008年09月28日
本学情報コミュニケーション学科の専門科目「ドキュメンタリー写真講座」の船尾修・非常勤講師が昨年出版した写真集「カミサマホトケサマ」が、今年度の「第9回さがみはら写真新人奨励賞」を受賞しました。船尾先生は昨年から同講座を指導しており、学生たちと国東半島で撮影ツアー(1泊2日)をするなど、ユニークな授業が好評です。
「カミサマホトケサマ」は、船尾先生が2000年に東京から国東半島に移住して取り組んだ作品で、日本人の信仰の基層にある神仏習合文化を、国東半島の習俗や風土を通じて映像化したものです。この4月には(株)エプソンから依頼されて東京で写真展が開かれるなど、写真界の各方面から高い評価を受けました。
「さがみはら写真賞」は、相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会が主催する写真賞。2001年から毎年開催されている「フォトシティさがみはら」で選考され、既発表の写真集や写真展を対象とした「プロの部」と一般公募の「アマの部」があります。プロの部には、中堅作家を対象とした「さがみはら写真賞」 、アジア諸国の写真家を対象とした「さがみはら写真アジア賞」、新人作家を対象とした「さがみはら写真新人奨励賞」 の3賞があります。
今回の受賞について、船尾先生は「時間をかけて撮りためてきたものが評価されて、率直にうれしいです。地方が疲弊しているといわれますが、地方には日本人のアイデンティティを色濃く示す祭りなどすばらしいものがたくさん残されています。写真を通して地方の人が自分たちの文化にもっと関心と誇りを持っていただくきっかけになればいいと思います」と話しています。
表彰式は10月10日午前11時から、杜のホールはしもと多目的室(JR横浜線・京王線・橋本駅前)。また記念写真展が10月9日~26日(午前10時~午後7時、水曜休館)、相模原市民ギャラリー(JR横浜線相模原駅駅ビル4階)で開かれます。
船尾先生は1960年、兵庫県神戸市生まれ。筑波大学生物学類を卒業したあと、 出版社勤務を経て、さまざまなアルバイトをしながら世界を放浪。1996年、フリーランスの写真家となり、旅をしながら「地球と人間の関係性」をテーマに、アフリカやインド・パキスタンなどで撮影を続けています。
写真集や作品に『アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)』(山と渓谷社)、『UJAMAA』(山と渓谷社)、『東京路上細見記』(けやき出版)、『循環と共存の森から』(新評論)、『カミサマホトケサマ』(冬青社)などがあります。
「さがみはら写真賞」は、相模原市総合写真祭フォトシティさがみはら実行委員会が主催する写真賞。2001年から毎年開催されている「フォトシティさがみはら」で選考され、既発表の写真集や写真展を対象とした「プロの部」と一般公募の「アマの部」があります。プロの部には、中堅作家を対象とした「さがみはら写真賞」 、アジア諸国の写真家を対象とした「さがみはら写真アジア賞」、新人作家を対象とした「さがみはら写真新人奨励賞」 の3賞があります。
今回の受賞について、船尾先生は「時間をかけて撮りためてきたものが評価されて、率直にうれしいです。地方が疲弊しているといわれますが、地方には日本人のアイデンティティを色濃く示す祭りなどすばらしいものがたくさん残されています。写真を通して地方の人が自分たちの文化にもっと関心と誇りを持っていただくきっかけになればいいと思います」と話しています。
表彰式は10月10日午前11時から、杜のホールはしもと多目的室(JR横浜線・京王線・橋本駅前)。また記念写真展が10月9日~26日(午前10時~午後7時、水曜休館)、相模原市民ギャラリー(JR横浜線相模原駅駅ビル4階)で開かれます。
船尾先生は1960年、兵庫県神戸市生まれ。筑波大学生物学類を卒業したあと、 出版社勤務を経て、さまざまなアルバイトをしながら世界を放浪。1996年、フリーランスの写真家となり、旅をしながら「地球と人間の関係性」をテーマに、アフリカやインド・パキスタンなどで撮影を続けています。
写真集や作品に『アフリカ 豊饒と混沌の大陸(全2巻)』(山と渓谷社)、『UJAMAA』(山と渓谷社)、『東京路上細見記』(けやき出版)、『循環と共存の森から』(新評論)、『カミサマホトケサマ』(冬青社)などがあります。