地域社会特講Ⅰ、現代アートで盛り上がる
2009年04月28日
毎週、地域で活躍する人々に講演を依頼している地域社会特講Ⅰ( 情報コミュニケーション学科専門科目・他学科は共通教育科目)では、4月21日、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」(4月11日から別府市内で開催中)の紹介とボランティア参加の呼びかけを兼ねて、NPO法人「別府プロジェクト」のスタッフ林曉甫さんが「現代アートとまちづくり」のタイトルで講演を行いました。現代アートについては、現役のアーティスト「未来芸術家」の遠藤一郎さんが説明をされました。
普段、あまり現代アートに関心のない学生も熱心に話に聞き入っていました。講演の後、みんなでペイントされた車を背景に写真撮影を行い、大いに盛り上がりました。
以下は、受講した学生の感想です。
今回の講義で林さんと遠藤さんの話を聞いてみて、今行われているものや現代アートというものについて少しは分かることができたかなあと思った。
特に途中から話をしてくださった遠藤さんは、「アートは個性やその人のセンスが重要視されていて、そういうアーティストというのは自分そのもの、一人でのコミュニケーションというものよりも大勢の人と分かち合うものであり、皆で共有しあうコミュニケーションであり、それが今の世の中で必要とされていることだ」と言われたことがとても印象に残った。
そして、この企画を通じて、周りのいろんな人が明るく変わっていくというのが目に見えていると林さんがお話しをされたことにも印象が強く、すごいことをしているんだと思った。
情報コミュニケーション学科1年 蘭 優紀
この講義が始まってから30分ほど経つまで、別府とアートが全く結びつかなかった。しかし、ビデオを見たり、遠藤さんや林さんの話で結びついた。温泉とアートほど相性が良いものはないなと感じた。遠藤さんの「FROM THE EARTH, GO FOR FUTURE」という言葉や「結果としてまちが面白くなる」という言葉が心に残った。
2人とも「おもしろい」という言葉を何回も言っていたように、何でも面白くする才能があるんだと感じた。やっぱり何事も楽しくやっている人は輝いているとうらやましく思った。私もあの人たちを目指したい。ワクワク混浴アパートメントも楽しそうなので、ぜひ参加したい。
情報コミュニケーション学科1年 黒木 梨恵
遠藤一郎
未来美術家。1979年11月18日静岡県生まれ。10代よりパフォーマンスライブを始める。活動はミ ュージシャン、DJ、デザイナー(多摩川カジュアル)、絵画、映像など多岐に渡る。現在は未来美術家を名乗り、他の表現者の企画、バックアップなどをおこなう 。